2008107(火)

真夜中にテレビを観て


晩くに入ったお風呂のせいで、よせばいいのに夜食が食べたくなった。

すぐに寝ちゃいけないとテレビをつけてみたのだが・・・。


NHKでプロフェッショナル何とかかんとかの再放送をやっていた。

ガン病棟で働く女性看護士の話。

余命いくばくも無い男性が病院内のチャペルで娘の結婚式を挙げるシーンだった。

見ればその男性、サラリーマンなら結構出世していたような、なかなか良いタイプの方でした。もはや残り少ない命を家族の為に必死に保っている様子は実に痛々しい。
もはや延命の手段にもならない治療にも「がんばる」とか細い声で答える自身の目にも涙が溢れていた。

向かい合うように座っている女房と娘、彼は二人の為に必死に働いてきたのだろう。

私の眼に映る彼の姿は、既に死を迎えているような、魂の抜け掛かったように思えた。

自分がもしそういう立場だったら、彼と同じように「がんばる」と言えるのだろうか?と思ったが、自信は無い。

命懸けの結婚式を迎えた父の前に現れた娘の姿を見たとき、彼が命懸けで守ってきたものがこれだったのかと思うと、余計なお世話と言われても同情せざるを得なかった。



チャンネルを変えると、顔にモザイクが掛かった若い母親がしゃべっていた。どうやら子育ての虐待問題らしい。

オムツを替えようとすると暴れたと言っては叩く、離乳食を与えてこぼしたと言っては叩いたらしい。「私の自由は、私の人生はどうなるの?」と思ったと言うのだ。


なんとまあ、情けない話ではないか。

私は常々男は女の代わりは出来ないと思っている頭の固い方の男です。だから、一度女房に愛想を尽いたら、迷わず子連れ狼や浪曲子守唄になるタイプであります。


先日、中山元国交省大臣の失言について書きましたが、その中でも日教組に関して言えば、中身そのものは失言でも何でも無いと思うのです。

戦後の教育において、今日までの男女平等と言った概念を義務教育の中で捻じ曲げてしまった責任のほとんどは日教組にあると言ってもバカとは言われまい。特に女性への教育やしつけの間違いは社会をも揺るがしている。

女だからとの理由で、なぜ?しつけなければならない、そう反感もあるでしょう。

答えは簡単。男は女になれないが、女は男になれるって事じゃないかい?テレビは映していると思うよ。


おやすみなさい。









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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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