200921(日)

私の町はこんな町です

日記×703

今日土曜日は週に一日だけ介護ヘルパーになって過ごす日です。


不思議な事と思われるかもしれませんが、家に閉じこもり気味で軽いウツ症状だった方が、デイサービスに通うようになってから、

言葉を取り戻し、

笑顔を取り戻し、

何事にも介助が必要だった体が自分の力で歩くことを取り戻し、

その姿に、同居家族が心の平和を取り戻した、

そんな例が普通にあります。


ところが、そんなお年寄りを階段から突き落とすような制度が存在しています。

介護保険制度


それっておかしくない?

そう思われて当然です。

しかし、上に挙げたような介護サービスを受けて改善が顕著な利用者さんには、わが町の職員が容赦なく「要支援」程度の認定に切り替え、さらにそれさえも認めません。

結局、介護度の見直しが行なわれて、これまで受けてきたサービスが受けられず、再び症状の悪化が起きてしまいます。

これは単にお金の問題です。

介護事業とは本来民間の事業所が中心に拡大されてきたものです。

ところが増大する行政側の負担を、当初の見込みの甘さをさて置き、保険料でまかなえなくなってきた役所が、制度改正や日常的な介護度の見直しなど、サービスの縮小を画策しています。

包括支援の名の元に、小さな事業所を窮地に追いやるやり方と、大手事業所を優遇するやり方が横行しています。

「医療法人」の立派な看板が掛かった大病院に併設される施設になら、医師の意見書も都合よく書き放題。

これは富山市だけではなく、十勝の各自治体も同じでしょう。

ここだけ見ても、行政、特に役所の窓口業務に携わる人達の、

いかに心ない人種が多く、非人間のそしりを免れない者が多いか思い知らされます。

その一方でわが町は、多額の予算をつぎ込んで「コンパクトな街づくり」と称して国交省とグルでライトレールの拡張を行なっています。

そちらのスケートリンクも同じようなものです。


いつからこんな常識のない世の中にされてしまったのでしょう。

本当に立ち上がる時が来ています。

役所の窓口に行ってごらんなさい。

嘱託職員ばかり働かせて、後ろで何もせずに腕組みしている正規職員がたくさん見えるはずです。

首から提げた名札が幼稚に見えて仕方ありません。


何はさて置き、子供と年寄りだけは守りなさい。

大人は我慢をすればよい。

田中ヨシタケがどんな風に中札内にもぐりこんで行ったか、手に取るようにわかります。

十勝の人達は温かい。きっとあれこれ親切心で手助けしたに違いないのです。

その結果が、今ある現状です。

20代・30代の十勝のみなさん、きっとあなたたちは親の世代の苦労をわからずに生きてる幸せな世代です。

外を見ずとも足元をごらんなさい。

きっと今やるべき事が分かると思うのですが。









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 ABOUT
maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
年に2~3度、十勝の空気を吸い、十勝サーキットを走り、防風林のある景色を眺めるのがライフワークです。

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