2009316(月)

15の春に想うこと

日記×703

今日16日、富山県下では中学校の卒業式が行なわれました。


僕にとってはそれよりも、確定申告の期限だったので、寝不足の一日でありました。


僕にとって33年前の15の春って、結構大変でした。

高校受験は志望校1校だけ受験でしたので、落ちたらおしまいだったんです。実際私立を受験していないから、ホントにおしまいだったのです。

車でFMラジオから「手紙~拝啓十五の君へ~」を初めて聞きました。


僕は、多分、この曲を聞いた多くの人達と違う感想を持ったと思います。


こんな曲を聞かされて、今の15歳はかわいそうだな、と思ったのです。


曲は曲で、聞いたことがある3曲ぐらいのサビのフレーズが混ざったようなもので、それを無理やり音階を変えてつないでるから音程が上がったり下がったりの忙しい曲って感じ。

歌詞は歌詞で、15歳には荷が重いものだ。

荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと夢の舟よ進め


田舎の町長選挙で演説に使えそうなフレーズじゃない。


これじゃ森田公一とトップギャランの『青春時代』そのものじゃないか。

十五の君へ~も青春時代も、歌に出て来る世代に向けた歌じゃなくて、それを過ぎた大人が懐かしむ歌じゃないのかな。


いかにも卒業シーズンに売れそうな、そんな意図で歌われた曲が思い出の曲にされてしまうなら可愛そうだ。



15歳に未来も夢もあるわけない。

僕だって15だった時がある。

未来も夢も、そんな気の利いたものじゃなくて、明日の事で精一杯だったように思うけど。

自分の足で立てていない、そんな年頃だ。

少なくとも職業や、どんな大人になりたいか、そんな大それた思いは持たなかった。高校に受からなきゃ、夢も未来もあったもんじゃなかったもの。


そんなことより、君はどうして学校に通うんだい?って聞いてみたい。


子供に学校へ行く意味をどう教えているのか親に聞いてみたい。








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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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