2009323(月)

日英文化交流続編 これが最後のヘルメットだよ!

日記×703

今日、仕事で輸入したミニの部品と一緒に、最後のヘルメットが届きました。


で、その前に、まだ紹介していない分が二つあったのよ!

 
写真見て驚かないでね・・・


それっ!

※(なんかどこかのどなたかと、写真出す前の掛け声が似てきたような・・・。)


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これはEVEROAKって言うメーカーの、40年前位のヘルメットです。


モデルは、行きつけのヘアサロンで「練習用に使ったマネキン頭、頂戴!」って、毛のフサフサしたのをもらってきたんです。


次も、それっ!


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これはマイク・へイルウッドっていう有名なレーサーのヘルメットカラーに、古いバイクの博物館関係者がペイントしたものです。元々はクロムウェルってメーカーですが、やっぱり40年は経っています。

ゴークルは映画「スカイキャプテン」で使われた物と同型のタイプです。



さてさて、届いたヘルメットですが・・・、

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新品箱入りって触れ込みだったので、期待していましたが・・・、確かに手書きの説明書、それも何度もコピーしたような物が付属のビズと一緒に入ってました。


とりあえず手持ちのバイザーをつけて撮影しました。


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確かに内装も新品の革のにおいがします。白い革貼りなんてカッコ良いですよね。


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前にご紹介した黒い新品!と並べてみると、白い方が1975年製造なので、チンガードの厚みなど違いが分かります。

古いタイプはF1でもそのまま使われていました。顔がガッツリ出ちゃうんですよね。


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箱に貼られていたシールです。当時はこのヘルメットデザインが流行の最先端を走っていた証になります。

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さてさて、ヘルメット集めもそろそろ一服です。

このGRIFFINヘルメットを新旧2タイプ、それも新品で揃えた事で、古い痛んだ物を再生する際の資料的価値が出ました。

実は1個、古い物をバラバラにして、内装のスポンジを総取替えします。

僕はヘルメットの再生も仕事にしてるんですよ、知らなかったでしょ。



今届いた白い方は、黒い方と違って内装のスポンジが自然崩壊して粉が出る状態です。ですから、かぶるには内装スポンジは張替えなければなりません。


実はヘルメット、内装の劣化による強度の不足は発生しないのです。強度は外側のFRP部分の経年劣化で減少します。

ヘルメットの内装交換は、その費用と新しい物を購入する費用を比べれば割りに合わないです。

それでもかぶりたい、そんな気持がある方は再生するのも良いでしょう。大きな衝撃を受けていなければ劣化はそれほどないものです。

ただし先に挙げたオワン型は・・・、さすがに命の保障は出来かねます(笑)


十勝にもこのタイプが好きな方、いらっしゃいましたら、いつでも相談にのらせていただきます。







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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
年に2~3度、十勝の空気を吸い、十勝サーキットを走り、防風林のある景色を眺めるのがライフワークです。

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