200946(月)

”たかじん”とNHKを観て

日記×703

昨日の日曜日、昼からた「たかじんのそこまで言って委員会」を観てました。

メインの言い争い?は皇室問題でした。


話題の中心は、天皇陛下と皇太子夫妻の関係・問題が客観的にどうなっているのか?みたいなものでした。

雅子妃の病気は本当に病気なのか?については、はっきりとは言わないでも、単に「わがまま病」じゃないか、と言った事やそれを許す皇太子の事、そしてそういう状態を憂慮される天皇陛下といった図式で話題が進みました。

中でとても違和感を感じたのが、天皇陛下に全く敬意を感じさせない意見を言う者と、必要以上に、まさしく前時代的捉え方で意見を言う人が居た事です。

確か「天皇家の問題を語るものは相応しい品格を持つ必要がある」とか言ってました。

陛下と美智子妃のお考えで開かれた皇室を進められて来たのに、後に続く者が、国民の目線で、随分期待を裏切っているのが問題なのになあと感じたのは僕だけだろうか?


夜はNHKの特集で台湾の植民地化について放送されていました。

台湾の日本統治下で育った世代は日本人として日本語教育を受け天皇の民、つまり「臣民」としての生き方を押し付けられています。

当時日本人であると言う事は「臣民」であるということだったのですね。

しかしテレビで語られていた日本の植民地政策が、先ず最初に行なわれたのが沖縄県であった事を知る人は少ないでしょう。

今でこそ沖縄=日本ですが、古くは植民地からスタートしていることを知る日本人はどれだけいるでしょう?

その琉球人を台湾に送り込んで、台湾の統治にあたらせたという事実を知ってる人はさらに少ないはずです。植民地統治下では、内地から来た日本人を一等国民、琉球人を二等国民、台湾人を三等国民などと呼んだそうです。ひどい差別ですね。


いま、公の場で沖縄県人を琉球人などと呼んだら、どうなるでしょうね?

同じように北海道の人をアイヌ人と呼んだら?


一時期の不幸な歴史の原因に天皇制が深くかかわってきた事は歴史的事実です。


よく歴史教育について意見を聞きますが、それらがいかに的外れで偏向した物か、大人はよく吟味する義務があると思います。

正しく歴史を教えないと、くだらない差別はなくなりません。

街頭で若い子に「日本とアメリカが戦争していたの知ってる?」と聞いて「マジすか?」と答える時代ですからね。







 コメント(4件)コメント欄はユーザー登録者のみに公開されます 
コメント欄はユーザー登録者のみに公開されています

ユーザー登録すると?
  • ユーザーさんをお気に入りに登録してマイページからチェックしたり、ブログが投稿された時にメールで通知を受けられます。
  • 自分のコメントの次に追加でコメントが入った際に、メールで通知を受けることも出来ます。






 ABOUT
maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
年に2~3度、十勝の空気を吸い、十勝サーキットを走り、防風林のある景色を眺めるのがライフワークです。

性別
年齢40代
エリア帯広市
属性個人
 ブログカテゴリ
 カウンター
2006-09-23から
502,242hit
今日:33
昨日:53


戻る