2009年9月23日(水)
櫻井よしこの「正論」に物申す
日記×703
今日の日記の中に差別用語に関する記述があるので、あらかじめ触れておくことにします。
まず、ばかちょんの語源や意味ですが、ネットで調べれば、意外な語源が紹介されています。ですが、おそらく
それが正しい語源ではないと思います。その根拠は「その意味がおそらくそうであるだろう」と暗黙の了解のうちに口伝えで広まった表現だから、と考えるのが、私自身の経験に照らして妥当な説明だと感じるからです。
カメラ会社が何とかまともそうな語源を公式発表していますが、かなり苦しいです。
懸命なマイとかち読者はこういう点には触れないで、本題からずれていくことはないと思っていますが、こういう話題が大好きな、小林よしのり好きな方もいらっしゃるので、あらかじめお断りしておきます。
いずれにせよ、今では多くの日本人が意図的に使用を差し控えてきた事で、聞くことが少なくなった耳障りの悪い言い方であることは間違いありません。
皆さん、よくTシャツで、「海人」「島人」って書かれた物を見ませんか?実はあれも、あまり良い意味で使われている言葉ではないのです。
アイヌという言葉だって、使い方を間違えれば、既出の言葉と同じような意味を持つ場合があるようです。
坂本竜馬じゃありませんが、
「今は日本人同士が争ってる場合じゃないきに」
って、今の時代にも通じる話ですね
【正論】民主党政権発足に寄せて 櫻井よしこ
を読んで思ったのだが、
この人部がなぜある程度の支持を寄せながら、何か沈んだ位置に甘んじている事に疑問を持っていた。
その答えの一つには、徹底した中国に対する非難姿勢があるだろう。
その点において彼女の意見は正しいと思う。
ただ、その表現は日本人特有の冷たく尖った感じがある。
もう一つは、南京大虐殺や従軍慰安婦問題における彼女の姿勢、考え方である。
この点において、彼女がどう考えている人物なのか、テレビで見る限り判断がつかない人物の一人に思える。
南京大虐殺も、従軍慰安婦問題も、歴史上の事実とは程遠い捏造された部分がまかり通っているのか?
どうにもはっきりしない。
日本人である私としては、二次大戦前までの日本人なら、そのような事はあったのではないだろうか、そう思えてしまうだけの肌身で感じた根拠みたいなものがある。
たとえば、本多勝一が書いた「中国への旅」を根拠に話を展開しているわけではないが、18歳の時に読んだこの本が、当時の僕にとって反感を持たずにすんなり読めた一冊であったことは、当時の教育がそういう事実を肌で背景に持っていた事の証拠に思う。
それがいきなり無かった話にするだのしないだのは混乱以外の何物でもないでしょ。
過去における、今でもそうだが、中国人や韓国朝鮮人を馬鹿にした言い方
ピントをあわせる必要のない自動焦点カメラを
「バカちょん」カメラと平気でテレビで流していた日本人に、今さら良い子ぶるだけの言い訳は効くのかなとも思う。
バカちょん のちょんは、いわずと知れた中国人や韓国朝鮮人の蔑称である。
さんざんアメリカで”ジャップ”と軽蔑されながら、中国人を蔑視する伝統をぬぐいされない現在の日本人、
その代表的な一人に桜井氏があるとも言える。
本人はいたって平和的な人間と言い訳しても、感じる中身がそうなら、彼女の展開する中国批判と同じではないだろうか。
現実の問題として、中国は毎年軍備を拡大し、アメリカ国債を買って親米路線をひた走っている。
軍事では冷たく、経済では暖かい、そんな相反する関係を当たり前と説く両国に対して、憲法9条の解釈を硬直的に、インドのカンジーよろしく無抵抗主義で平和は保てると言ってはばからぬ日本人が、たとえ民主党の政権交代が起きても、何一つ変わらないと日本人自身が信じているようでは、外からの見方に劇的な変化が起きても気づきはしないだろう。
これまであの中川昭一がリードした外交を、今度は岡田が引っ張るわけだ。
桜井氏の杞憂はわかるが、彼女ももう少し、具体的に動くのが当然だと思われてもしょうがないハズだ。
しかし彼女は動かない。言うだけ。
かの仙人がこういった
「こじきのおかゆ」
そのこころは、「湯だけ」、つまり言うだけなのです。
結局彼女は中国に対して言うだけでなく動けば自身の身に危険が迫ることをよく知っているから動かない。
そうやって、お金だけ稼いでいる間は、無害な人物なのだ。
本の表紙がこれじゃ、ただの国粋主義者を気取っているだけのタレントと思われてもしょうがないのじゃないか。
世の中の論客や論客を気取る者に、ろくな奴がいないのは悲しいかな事実のようだ。
歴史上一度も民主的な選挙で政治を行った事がなく、
一度も外国との戦争に勝ったことがない国
それが中国なんだから、
「それを過去のこと」とスッキリ忘れられる日本とは体質が違って当たり前のことですよね。
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