先ずは天地人性格診断テストを行ってみよう。

性格診断テスト


結果は後で触れるとして、NHKの大河ドラマは、そのテーマが連日番組紹介される性格上、抽象的ながら１年の始まりを引っ張るものが多い。


そして今年を引っ張ったのが、年越し派遣村に象徴される冷たい世間の風に対抗して「愛」であり、中盤からは総選挙に付随して「友愛」と、きっと何か暖かいものがあるんだろう、そんな気分が新政権の舵取りに期待を集めたのだが…。


見事に期待を裏切られた。

ドラマはドラマで学芸会みたいな戦国絵巻で失速し12月に入るやいなや店じまい、後をモックンに任せる始末。新政権はマニフェストの意味をまったく違うものに書き換えてしまった。

友愛は本来の崇高な意味を台無しにして、むしろ世界的に恥をさらしてしまった。

小沢と鳩山で「出来もしないことを約束し、言われてもいないことをあると言い、結局すべてを都合で反故にする」それが友愛の意味になってしまった。



愛、それはいったいなんでしょう？僕に聞かれてもわからないし上手に答えられないと思う。

強いて挙げれば、家族への思いであり、弱者への思いやりであり、公に求める公正や正義、そんなところだろうか。


寒さに強いはずの我が家の愛犬は、寒くなってきてから必ず布団に入って腕枕をしてもらい寝始める。まるで3歳にも満たない人間の子供のように親と寝るのを楽しみにしている。

朝は朝で、寒いせいか布団の中から鼻だけ出して寝ている彼女をそっと腕からはずして、僕は静かに仕事へ出なければならない。

帰ってくれば玄関に入ったとたんに巻きついてくる。抱っこをねだり、それがすんで落ち着くと、どこへ行くのにも後ろをついてくる。


僕の愛はそんなところだろうか。

愛なくして生きては行けない、そんな気分だ。


愛は安っぽくなった。

お金で買えるとか、ネットで探す、とか、愛がなくても大丈夫だとか不思議な表現が多い。

マイとかちもこの一年でずいぶん様変わりしたと思う。

一言で言えば魅力は他のポータルサイトに対してあまり優位性を持たなくなってきたように思われる。


商用ブログも数が多いとは言えないし、地域の話題だって事後報告物が多い。

やっぱり先回りした内容が活性化させると思うのだが。

政治や文化についても避けるきらいがある。

ヤフーがネットでの選挙活動を認めるように運動してるみたいだが、その前に市民の活発な意見、問題提起がなければ、議員どものつまらん活動報告に使われるのが関の山だ。


日本人はかつて、その勤勉性や社会の公正さに絶対の自信を持っていた時期がある。僕が子供のころはそうだった。
時代で言えば60年代～70年代初頭だろうか。

世の中にはデモがあり、弾圧があり、アングラがあったのだが、それは間違った者への明らかな抵抗であり、支持もあった。

それがまったくない時代になり、若い夫婦者は３～４００万円の自家用車を持ち、1000円に満たないジーンズの登場に拍手する。

そこに「愛」なんてあるだろうか？

友愛なんて芽生えるだろうか？

あのギョロ目を見て、よいよ何処見てるかわからないような表情を見せるようになってきたが、なんとハートの弱い男に１票入れてしまったことだろう、悔やんでも悔やみきれない。

かと言って代わりはいなかったし…。

２０１０年のNHK大河ドラマは坂本竜馬だそうだ。

主演に大きな問題がありすぎるのが見る気の起きない原因だが、

新しい何かを作る、そんな気持ちの象徴になって星ィ野～。


そうそう、件の性格診断テスト。

正直に答えると信長に、ええカッコすると上杉になるみたいです。

アディオ～ス！