昨日人様の悩みに少しアドヴァイスのような事を書いていた僕が、一夜明けてこんな話を書く気になるとは「人の振り見て我振り直せ」を地で行く話しになってしまった。


イカレた＝頭がおかしい、わけだが、８０歳にもなれば頭の基盤が接触不良や断線もあるわけで、加えて身体的な機能の低下が加われば、あっという間にイカレてしまう。


詳細は省くが、要は「死にたい」を連発するわけで、風呂から上がったらどこかにぶら下がっていた、なんて事もないわけではない。幸い今夜は風呂から上がってもそれはなかったが、そういう話を日に何度も聞かされる側としては慣れっこになってるとは言え、堪ったもんじゃない。


ここだけ聞いてると、お気の毒ね、なんて言われそうだが、つい先日楽しい事もあった。今日の話題と相反するのでここでも省略するが、暗い話ばかりでもない。

ただ、付け加えるなら、その「楽しいこと」は天から降ってきたわけじゃなくて、自分で用意して連れてきたものなので、運が良いわけでもなく、云わば「身銭を切って」とか「後始末は自分で」という但し書きが付いている。


何でもそうだが、「幸せは歩いてこない、だから歩いていくんだね」なんて歌の文句じゃないが、自分で引き寄せなきゃ今日の気分に負けそうな自分が事実存在している。

「逃げちゃいけない、逃げちゃだめだ…、」

「たとえ今日という日がどんなに惨めでも拳闘を忘れネェ限り、明日って日が開けるんだ。てめぇのどえらい拳闘の素質が洗い清めてくれるんだ、いいなジョー明日のために 明日の！！」

漫画の台詞とは言え、昔は哲学があったなあ。


イカレた母親と暮らす、おいらの明日はどっちだ！


最後に余計な話だが、ネットやブログにこの手の話を書いてしまう心境ってのが、まさにネットの真骨頂と思う。けれど自分のプライバシーさらして何やってんの？と思うかは、人それぞれの判断だが、まじめに悩みを打ち明けて、意見の相違はあれ、まじめに応える人間関係ってのは貴重な事だと思いますね。

わずか１～２年でそういうスタンスがネットから消えてしまったようにも見受けられますが、それで少し気分も落ちつくなら結構な事だと思います。