2010827(金)

阿久根市長リコール運動は「他山の石」たり得るか?

日記×703

ネット以外に地元紙などで取り上げられる機会も少ないし、取り上げたとしても批判的な論調の多いこの事件、みなさんはいかがお考えだろうか。

現在公務員としてお勤めのみなさんにとっては、背筋の寒い思いで見ている方が大半でしょう。

ここに例の市長が書くブログがあります。



さるさる日記ー住民至上主義外部リンク


情報が明らかに市議会や旧態然とした勢力に偏った方向に流されているように思うので、どっちがより良いかはここでは書きにくいのですが、

市長の主張はそれほど常識外れでもないように思います。

考えてもみなさい、

これまでにも、国の政策として、健康保険の負担割合だって、コロコロ変えられてきました。

老人医療費無料だったのが、70歳まで3割、74歳まで2割、75歳以上で1割負担です。

時の首相、福田が「2割か3割くらい、負担してくれたっていいでしょ?」

って言ってましたが、2割、3割負担は1割負担から見れば2倍3倍に負担増です。

障害者自立支援法だって、1割ぐらい負担しなさい、で実施されたわけですが、重度の障害者にとっては、いきなり7万8万の負担が発生してきたわけです。

だけど、誰がリコール運動しました?

それに比べて公務員の給与引き下げは、いきなりとは言え半分でしょ?

2倍3倍の負担よりましでは?

と、いう意見があってもおかしくない。

それなら、なぜ市会議員の給与を大幅に削減する案に異を唱える市民がいるんでしょう?

「それで食ってるんだから、かわいそう」なんて言ってる人は、結局自分さえ良けりゃいいと言ってるに等しい考え方ではありませんか?


国から多額の税金を投入されて立て直した銀行だって、行員の給与が大幅にカットされた事などないでしょ?破綻行以外は。

名古屋市長も市議会を解散して信を問うそうです。

そうそう、もしも市町村役場で給与引き下げに反対して退職する人が出たら、その数倍の申し込みがあるはずです。

終身雇用のアドバンテージを人がどう見ているかですね。


上は上で、金と政治のスキャンダルまみれの元首相&幹事長がいまだに力を持っています。

下は下で、住民無視の高給優遇を死守しようと躍起です。

それを許してるのは、納税者である我々なのですよ。






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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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