2010911(土)

不思議な無罪判決に思う

日記×703

不思議な無罪判決に思う

昨日判決がでた厚生労働省元局長、村木厚子被告無罪の裁判に誰でも感じるだろう疑問をぶつけたい。

まず、無罪判決を聞いて、なぜ安堵なのだろう?

どうしてこんなにツルッとしてられるのだろう?

私なら、怒り心頭で、だれがどうやって自分をハメたかを怒鳴り散らすだろうし、この間に失われた時間・人生を返せとわめきまくるだろう。

ところがあっさりしたもんだ。

私の経験で行けば、「罪に問われない範囲で関与していたんだから、セーフ!」と言うのがホントの気持ちじゃなかろうか。

じゃ、誰の力で巨額の郵便料金詐欺が成立したの?

それに、ここまで大きな事件に発展させた検察側のやり方にも裁判で触れるだけでなく、逆に逮捕者が検察側から出るべきじゃないのか?

結局小物が逮捕されて、政治家の絡んだ巨額の詐欺事件もトカゲのしっぽ切りのごとくうやむやにされた。

さらにおかしいと感じるのは

厚労省幹部の誰かは知らないが、「検察に屈せず、風穴を開けた経験は稀有(けう)だ。誰にもできない仕事もできるはず」と期待を語った、と言ったそうだが

そりゃどんな仕事なんですか?と納税者として聞きたいですね。

まるで泥棒に空き巣対策させるそれみたいな印象しかないんですけど。

関連福祉団体関係者から「ママ」などと呼ばれるのも、一般論から言えば不適切な印象は否めない



こんなの小沢の話と一緒で、裁判所が無罪だからと言って、その人間が潔白とはかぎらんのです。

もしも反論があるのなら、同じような立場にある役人が同様の起訴を受ける事件がたくさんあるはずだ。

忘れちゃならないのは

この無罪判決を受けた役人に、指示をしたといわれている上司・塩田幸雄・元障害保健福祉部長(59)は

ちゃっかりと現在は香川県小豆島町長に収まっている。

日本も、再び法と秩序以外に悪を罰する手段が待たれる時代に入ってきたように思う。






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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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