20101123(火)

食の変化と産業


豊かさの変化と共に、食に対するに認識が変化しているように感じます


豊かさは先ず食の豊かさに現れたと思います


子供の頃、「今夜はカレーだから早く帰ってらっしゃい!」と出かける旦那さんや子供達に声をかける母親の姿


そんな話、あったんですか?と今の若い人は思うでしょう


ラーメンだって、今みたいに脂でギトギトのてんこ盛りラーメンが想像出来たでしょうか?

食は迷走しているように感じます


心の豊かさと比例して、動物を食べると言うことに少なからず抵抗を感じるようになりました


もしも牛肉・豚肉を食べることに関して、その「経済動物」と呼ばれている食肉材にいろいろな面から感情移入が今以上に進んだら


ちょっと食べる気になれないかもしれない


すでにベジタリアンとかが存在するように


そういうことに敏感な人が、現在急速に広がりつつあるエコロジー思想と同化すれば


豊かな人からガソリンエンジン⇒ハイブリット化に進むように、

牛肉や豚肉を食べない人が増えるかも、と言うより、それが最先端の思想に変わってゆくかもしれない


現実に、おおっぴらに「B級グルメ」などという表現が社会階層の低い方に向って浸透しているし

そういう人たちが好む食品も明らかにこの種のものと認知され始めている



もしも中流以上の社会階層で肉類を拒み始めたら、十勝地方にとっても大きな打撃になるだろう


これは3年後、5年後のことではなくて、私達が戦後体験した食の変化を思い返せば、考えられないレベルの話ではない


企業はお金になれば何でも流行にしてしまう


それに踊らされる人も、結託して税金を流す政府・役人も


あとの事はお構いなしだけれど

TPP協定に関連して

※さっきまでTTPと書いてました(*- -)(*_ _)ペコリ


私達の食は、私たちが望むわけではなくても変化を余儀なくされます


エコや育(いく)の造語も結構だが


本当に今必要とされていることに目を向けず、金儲けの手段にされて広がるそれは、やがて窮屈で破滅的な未来への道筋にならなければと危惧するのは、けっこうたくさんの人がいるんじゃないだろうか


白くまが溺れる事実と自動車のハイブリット化が子供目線で語られる日本のレベルに


わたしゃ吐き気を感じています






 コメント(8件)コメント欄はユーザー登録者のみに公開されます 
コメント欄はユーザー登録者のみに公開されています

ユーザー登録すると?
  • ユーザーさんをお気に入りに登録してマイページからチェックしたり、ブログが投稿された時にメールで通知を受けられます。
  • 自分のコメントの次に追加でコメントが入った際に、メールで通知を受けることも出来ます。






 ABOUT
maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
年に2~3度、十勝の空気を吸い、十勝サーキットを走り、防風林のある景色を眺めるのがライフワークです。

性別
年齢40代
エリア帯広市
属性個人
 ブログカテゴリ
 カウンター
2006-09-23から
495,819hit
今日:98
昨日:13


戻る