2011317(木)

無責任政治のツケがここに

日記×703

被災地の救援がいろいろな障害で進まない苛立ちもさることながら、原発の迫り来る危機的状況に未だ方策が開かれていません。

何にも増して最優先事項だと思うのですが、あまりにずさんと呼べる現状が明らかになってきました


原発現場で直接の作業に従事している作業員数がわずか50人であること

その数は減ることがあっても増えることはないそうです。

作業員の総被爆量を国の規定の2,5倍まで増やして対応しているそうですが、それでも間もなく作業員は総入れ替えになります

しかし、そんな危険な現場に民間企業の社員を配置しようとしても危険を承知で、もっと現実に即して言えば、死を覚悟して行ってくれる社員はいないはずです


今日自衛隊のヘリが空中からの給水を断念しました

その代わりに、明日は機動隊の放水車が出動するそうです。

その到達距離50mの放水車で本当に有効な作業が出来るのか疑問です

東電の作業員50人が、はたしていつまで持ちこたえるか、そして彼らが生還できるかは、今の状況を鑑みれば、最悪の結果を想定せずにはいられません


つまり、冷静に考えれば、少し勉強して知識があれば、誰も近づこうとはしないレベルにあるということです

自衛隊も腰が引け

機動隊が果たして?

という状況で、なお東電に任せていては

完全に手遅れになるのでは?の心配があります



もしもそうなれば、だれも被災地に応援に行かなくなるでしょう

すでに救援物資を運ぶトラックが引き返しているという情報が流れています

私はmixiのニュース記事に関連して「東電の社長・役員は被爆してこい」と書きました。その文面だけ読めば不謹慎な表現ですが、最高責任者や先頭に立つものが東京本社で情報公開も不十分に現状を隠蔽して、逃げてるとしか思えない行動をとっているのでは、現場の士気も上がらないし、現場の50人に死んでくれと言ってるのと等しい流れです。


今頃米軍に頼っても、わざわざ被爆しに来てくれるわけもありません

ブルース・ウィリスがわが身を犠牲にして解決してくれるのは映画の中だけですから


すでに日本は世界の原子力発電所建設プロジェクトから退場を余儀なくされているのが決定です


未だ原発プラント建設に色気を捨てていない政府や業界は、今こそ首相の決断で全て原発利権を放棄と引き換えにアメリカに人的な犠牲を含めて鎮火してもらうしかないのでは?

そんな簡単なことじゃないよね。






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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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