2011106(木)

米国ウォール街デモと「茶会(ティーパーティー)」の存在

日記×703

米国ウォール街デモと「茶会(ティーパーティー)」の存在

アメリカが揺れつつあります。

これまでのように戦争やイスラムといった、考え方に違いはあれど、「国」という広義の利益には、後に間違いを感じることがあってもひとつになってきた米国民が真っ二つに分かれようとしています。

ある意味、世界の民主主義をリードしてきた国民だけに、この行動は立派に思います。

I can't afford my own politician so I made this sign.

彼女が掲げるプラカードの意味は

私にとって都合の良い政治屋を持つ余裕がないから、こうしてプラカードを持ってるんだ!

位の意味だと思います。

報道では、学生や失業者など低所得者層がデモの中心と報道されていますが、このプラカードを見る限り、大資本・大企業・高額所得層には政治家・ロビイストが利益の代弁者として存在しているが、底辺の一般市民にはその声を政治に伝える方法がないと主張しているように思えます


政治家もロビイストも個人や団体からそれ相応の献金を受けて政府に働き掛けを行う人たちですから、民衆の政治不信はかなりの勢いで高まっていると考えられます。

おそらく誰もが予想しなかった大きなうねりに変わることが予想されますね。

実力行使に訴えれば、証券取引所の一時的な業務停止などが起こって、米株式の一時的暴落に発展する可能性があります。

その双璧と言える存在が「茶会」、日本ではニュースなどでもティーパーティーと呼ばれる高所得層のある種の社会層組織です。

彼らは大統領選挙などでも一定の投票行動を率いるだけの力を持ちつつあります。

米国では人口の1%が富の20%を持っていると言われるほど、貧富の格差が広まっていますが、同じ事を日本でも行う政治が現実に存在しているのに、日本にはプラカードも茶会も存在しないという不思議さがあります。

少し興味をもって見守るべき事件でしょうね






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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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