久しぶりに、がっくりした。

我が家に縁あってやってきた壊れていたラジオ。

５０年くらい経っていました。

ネットで調べて直そうと探したら、個人でマニアがホームページを開いており、修理も引き受けてくれると書いてあった。

あれから２年近くたって修理に出してみた。

数日で修理が完了したとメールがあったが、

なんと！信じられないことに、

不注意で本体を落下させてキャビネットを壊したとの事

それも一番大事なダイヤル部分のプラスティック部分を。


文面には悪びれたところもなく、振込先が書かれてあった。


まあ、実物を見るまではと思ったのだが、

届いて、がっくり。

機能的には全て回復して、ラジオとして使えるようになっていた。

古い真空管式の５０年前のラジオを直してくれるのだから、それはありがたかったのだが、

氏のホームページに修理の記録が簡単に書かれてあった文面を読んではっきり言って頭にきたよ。

まるで壊れたのはラジオのせいみたいに書かれてあって、酷い目にあったみたいな書き方だったことだ。


私も大人だから、修理代は払うが

自分の修理以外は素人呼ばわりしたり、扱いが悪かったのをラジオの品質にするような書き方で人柄が良くわかった。

年配の方なので、趣味で小遣い稼ぎのつもりだろうが、頼られて有料で仕事をするなら言い訳を言っては男がすたるってってもんだ。もう男じゃないのかも知れないが。


この件は私自身同じような仕事なので反面教師としたい。


ちょっと面白いのは

選局して同調すると、目玉のようなガラスの表示が


ちょっと見にくいと思うが、同調してると丸くグリーンに色づき


試しに少し選局を外すと、このように上下がおうぎ型にグリーンが減ってしまう


マジックアイと言うそうだが、面白い機能です。

短波放送も聴けて、選局すると日中は朝鮮半島のハングル放送ばかり聞えるが、なかなかいい気分です。

ご家庭に不要になった古いラジオがあったら、

いつか私が直してあげます

とはいかないか？（笑）