日記(703)


20111120(日)

始まった!TPP世論操作

日記×703

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111119-00000835-yom-bus_all

都合の悪いニュースはすぐに消えるので、全文を貼っておきます


コメ「高くても国産」89%…読売新聞世論調査
読売新聞 11月19日(土)22時0分配信

 読売新聞社の「農業」に関する全国世論調査(12~13日実施、面接方式)によると、農業の生産性を高めるために規模の大きい農家を増やしていくことに「賛成」は68%で、「反対」19%を大きく上回った。

 農家に補助金を直接支払う制度の拡充に関しては「賛成」59%、「反対」29%だった。新たに農業を始める人を政府が補助金などで支援することに、「賛成」と答えた人は80%に達した。

 政府が検討している、これらの農業再生策は多くの支持を得ているようだ。

 企業が農業を自由に行えるようにすることに「賛成」する人は62%だった。

 仮にコメの輸入が自由化された場合、価格が高くても国内産のコメを主に買いたいと答えた人は89%を占め、価格が安ければ外国産を主に買いたいとする人は7%に過ぎなかった。 .最終更新:11月19日(土)22時0分



これを読んで

「そうなんだぁ~、みんな賛成なんだ~


と思わせたいのでしょう。


今の日本にこの記事を肯定できる土壌はあるでしょうか?

いるのはドジョウだけです、人間の体の。


安い米がはいったら、以前書いたように、若い世代は安い米に飛びつきます。



こうやってTPP交渉参加を肯定する政府も、政府広報で多額の年間予算を得る大新聞も、

いまだ大本営発表という

過去の言いなり御用新聞の域を抜けないのです。

勝毎でアンケートやって同じ結果なら

少しは信じるわ!



20111119(土)

オリンパスが来た!

日記×703

と、言っても、今、社会を騒がすオリンパス事件に関して、好き勝手書いてる私を東京地検が任意で事情聴取しに来たわけではありません。

当たり前か!(笑)

昨日、オリンパスのカメラが届きました。

これまでお世話になったフジのデジカメさん、お疲れさまでした。でも、これからも使うよ。


早速説明書もそこそこに撮ってみた。


いつも座ってる事務所の後ろに下げてるギター達


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向かい側の棚に乗ってる古~いラジオ。


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osaka onkyoと書いてある。

これも近日中に、この手のラジオ修理を専門としてる方にお願いして直してもらう予定。


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ダイヤルが古っぽいですよね


少し寒さが緩むと、まもなく本当に師走なのかと疑ってしまう、何もなさそうな土曜の午後です。



20111118(金)

ユニクロにみる日本企業の”浅さ”、”薄さ”

日記×703

昨日、かなり久しぶりでユニクロへ行った。


頼まれてダウンのジャンパーを買いに行った。

たくさん並べられたダウン製品だが、明らかに広告やPCのディスプレー越しに見たものから劣って見える

ダウンは薄く、安っぽい。それでも5000円ほどする。

おそらく多くの人は実際に店に足を運んで、手にとって、やっぱり買うのをやめるパターンが多いだろう。

私にしても、ダウンのジャケットがあまりに貧弱で、もう少し値段が高いコートを選んだ。

そう、寒そうで選ぶ気にならないほどなのだ。



ユニクロってこんなに高かった?と驚いてしまった。

シンプルという素っ気無いものばかり

おまけに、あれだけテレビCMを流せば、商品価格のかなりが広告コストを抱くことになる。


おそらく近い将来、売り上げ不振に陥る時が来るだろう

知り合いの中国人が言っていた。

我々でもあそこまで安いものを選ぶ必要がないのだ。なぜ日本人が買うのか理解できない、と。


日本はTPP問題で、賛成派は輸出輸入拡大を、反対派は内需優先国内市場の保護を訴えるが

ユニクロ的内需は支出のバランスを失った貧困ゆえの選択にしか見えない


我々はもっとバランスよく支出すべきだ。

家と車で支出のほとんどを占められ、安いものを食べ、薄いものを着る。それで農業保護を行えといっても無理な話だ。

それでいて、名前がついていなければ300円のゴムサンダルにしか見えないものを、わざわざ3000円出して履いている。その代償が、靴下もはかない素足族という現象に現れる。


東京に行けば、スーツにリュックサック姿のサラリーマンが大挙して電車から出てくる。

そんなスーツはよれてくしゃくしゃ。もはやスーツは男を少し上等に見せる小道具ではなくなっている。

話は変わるが

ここへきて、震災復旧の中にドス黒い雲が見え隠れし始めている。

以前書いた、人口5千人の小さな漁村の除染に3千億かかる話のように、税金垂れ流す話ばかりになってきている。

がれきの処理を大手ゼネコンが福島県から見えみえの談合で受注した話などは、埼玉の公務員宿舎なんて好きに建てさせてもいいくらいのボッタクリ公共事業であることは明白だ。

日本中が税金に抱きついて上手い汁吸おうとしてる現状をギリシャと何も変わらんぞ、と危惧するのは、結構多いと思うが、ゆとり教育で脳ミソを馬鹿にされてしまった世代が親になってる現在では、上手く買い殺されているとしか見えない。

くまった熊った。



20111118(金)

蛇のような眼の男

日記×703

誰あろう、今世間を騒がすマイケル・ウッドフォード前社長のことです。

彼のインタビューを見て、眼から笑わせて愛想よく答える外人特有の明るさとは対照的に、現経営陣を非難する、まるで蛇のような不気味な目つきを見逃さなかった。


この男は悪党だ。


日本人の多くが、この大企業を相手に告発した勇気ある英国人を再び社長に迎えようと考えているようだが、とんでもない。

まず、ほとんどの日本人が彼を一介のサラリーマンだと思っている。


だとすればおめでたい話だ。


彼は立派な実業家の端くれなのだ。

だとすれば、日本人が好む愛社精神など微塵もないことが理解できるだろう。


そして、彼はなぜ日本から告発しなかったのか?

それは、彼が彼の取るべき行動を事前にリークさせていたからに他ならない。


もしもオリンパスが海外企業なら、当然役員としての守秘義務が強烈に問われ、裁判の被告となる可能性が高い。

それは、彼の告発が少なからず株価に影響を与え、そして誰かが巨額の利益を得る事になるからだ。


リーマンブラザースと並んで悪名高いゴールドマンサックスが、このマイケルウッドフォード氏社長解任前日に大量の空売りをかけた事実を御存知だろうか?


つまり、アルカイダが9・11テロの前に株価の下落を予想できたのと同じ方法で株式市場から大金をせしめたのがこの証券会社で、一枚咬んでいるのがこの元社長という状況証拠がある。



確かにオリンパス経営陣のやったことは許されない。

もしばれても、アメリカのように禁固100年執行猶予なしみたいな罰則規定がないから、どうせ罰金払って執行猶予とタカをくくっている。

23日に来日するそうだが、この会社の株価狂想曲も次週で終了するだろう


どっちみち私には株価は関係ないけれど。


一昨日、清水の舞台からバンジージャンプするような気持ちでカメラを買いました。もちろんオリンパス(笑)

ミラーレス一眼レフ、Wレンズキットが37800円だった。

お恥ずかしい話だが、持ってたポイント8000を使って29800円が買値。そして新たに得たポイントが9360ポイント。実売20000で購入。


いい年こいてポイント買いが趣味になってしまった。

仕事柄写真を撮ってネットで掲載することや雑誌に掲載する写真の撮影も自分で行う為、少し性能のいいカメラが欲しかった。

オリンパス、カメラ部門は赤字らしい。

会社が潰れたら、修理できるんだろうか?



20111111(金)

除染ねえ・・・、

日記×703

こういうニュースが配信されている

常々被災地の中でも過疎の進んだ地域に都市開発並みの税金投入が必要か疑問を持っているのは私だけではあるまい。

ましてや、針小棒大にも思える危険を煽る風潮にのって、水を掛けたりスコップで掘っただけの作業に数千億が消える事実に、それが税金の有効な使われ方とは考えにくいと思っています。





「まず除染」大合唱の陰でホンネを言えなくなった飯舘村の“移住希望”村民
週プレNEWS 11月11日(金)12時40分配信


 除染か避難か――。東京電力・福島第一原発事故によって放射能汚染された市町村で住民同士の対立が起きている。

 除染費用は巨額だ。国が2012年度までに計上した除染費用は計1兆1400億円。だが、ある経済産業省職員が首を振る。

「1兆1400億円という数字はこれから数十年かかる除染の費用のごく一部。しかも、細野豪志環境相・原発事故担当相が除染対象地域を年間追加被曝線量5ミリシーベルト以上から1ミリシーベルト以上に引き下げたため、除染作業で出てくる汚染土も当初の試算の2倍、5600万に膨らむ。これは東京ドーム約45杯分です。この汚染土を長期保管する中間貯蔵施設の建設・維持費も含めると、除染費用はおそらく数十兆円に膨らむはずです」

 このため、汚染地では今、除染ビジネスフィーバーが起きている。建設、土木、住宅業界はもちろん、造園業、清掃業、果ては便利屋などの代行業までもが公金投入で巨額の受注が見込める除染ビジネスに参入しているのだ。

 計画的避難区域に指定され、全住民が村外へと避難している福島県飯舘村の20代男性村民が悲鳴を上げる。

「村役場はもちろん、村の年配住民も『除染して村に戻ろう!』と言うのですが、僕ら若い世代の意見はちょっと違う。村外に移り住みたいという声も少なくないんです。だけど、『まずは除染』の大合唱の前に、それがなかなか言い出せない。避難という言葉も『ネガティブだから使うな、保養と呼べ!』と怒られる始末です」

 9月28日に飯舘村が発表した除染計画によると、2年後までに宅地、5年後までに農地、そして、20年後までに森林を除染する。その概算費用総額は3224億円。飯舘村の人口は約6000人だから、ひとり当たり5000万円以上にもなる計算だ。前出の20代飯舘村民がポツリとこう漏らす。

「飯舘村の75%は森林です。ということは、村の4分の3のエリアは20年後まで除染ができないということ。年配の人はそれでもいいかもしれないけど、僕らはこれから結婚して子供もつくるんです。すべての除染が完了しないまま18年も住むなんて怖すぎる。それよりも、ひとりにつき5000万円もらって、ほかの土地でやり直したいというのが本音です。彼女とふたりで1億円。新しい土地で再起するには十分すぎる金額です。だけど、その本音が言えない。『おまえは村を愛していないのか! ふるさと再生に協力しないのか!』と叱られるから……」

 福島市渡利地区などの除染を支援する神戸大大学院の山内知也教授が同情する。

「除染が終わっていないのに、20年近くも汚染された土地に住めというのはあまりに酷(こく)です。除染で故郷を再生したいという人々の気持ちはよく理解できますが、健康被害の危険性を考えれば、いっそ移住したいという若い人たちの言い分ももっともです。行政は除染だけでなく、避難や移住という選択肢も用意すべきでしょう」

 同じような住民の対立は福島第一原発から20km圏内にすっぽりと入る浪江町でも起きている。全町民の帰還を目指す町長に対し、商工会の若手メンバーは全町移転を唱える。

 故郷再生のかけ声のもと、除染という巨大プロジェクトが利権化し、住民を放射線量の高い土地に縛りつけてしまうようなら、それは本末転倒だろう。国は避難と移住の自由も認めるべきだ。


果たしてこの5000万という金額が適正だろうか?

被災者の主張としてはいささか度を過ぎたボッタクリと言われても心情的には非難できないレベルにあると思うのだが。



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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
年に2~3度、十勝の空気を吸い、十勝サーキットを走り、防風林のある景色を眺めるのがライフワークです。

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