日記(703)


2008821(木)

葡萄と梨・・・、そして猫。

日記×703

今日、名古屋に住む友人から葡萄が届きました。

愛知県の大府は葡萄の特産地。毎年農家から美味しい葡萄が届けられる。

もう少ししたら、富山も梨の幸水が出荷されるので、僕は葡萄のお礼に梨を1箱送ります。

富山の名物で、自信を持って勧めれるのは幸水くらいです。




その彼とは今の仕事になって、大阪で出会いました。

当時彼はクラッシックカーの専門店に。

僕は当時、自動車販売業を始めたばかりで、中でもクラッシックフェラーリを扱い始めたばかりの頃。

彼の勤める店は関西屈指の在庫を誇り、東京からもお客がひっきりなしに来ていました。

それが縁で、バブル期の最高潮時期からドン底まで公私に渡って仲良く付き合っています。

当時貴重なポルシェ959を事故で大破させたトンデモナイ男で、トンデモナイ話には事欠かない男。

まぁ、僕と正反対のタイプ。

詳しく話せば漫画みたいな話に事欠かない毎日でした。
数千万の車を、まるでカローラを扱うように販売し、時にはクレームでヤクザに監禁されたり、時には取引先の倒産で債権回収にからみ警察に身柄を拘束されたりと、波乱万丈のバブル期。

仕事以外にも良く遊びに行きました。

彼が結婚を決めて、お祝いに食事へ行こうと心斎橋でタイ料理を食べて、青唐辛子の破裂するような辛さに顔を歪めたり、その帰りに、怪しいサンドイッチマンに騙されてノゾキ部屋に行ったつもりがヤクザのぼったくりバーだった悲劇などいろいろ。その時は彼が出口に立っていたヤッちゃんを突き飛ばし、3階から階段を飛ぶように二人で逃げ、走り疲れて気がついたら法善寺横町だったり…。



彼はドン底期に自動車関係の仕事から離れ、今では内装業でひとり立ちしています。



葡萄のお礼をしたくて電話すると、悲しい知らせを聞く事に。

彼は猫を二匹飼っていたそうです。
一匹は家の中で飼っていた子、もう一匹は近所にいた野良猫だったのが、いつの間にかなついて飼い始めた子だそうです。

その野良ちゃん、生い立ち故か、家の外を自由に出入りさせていたらしいのですが、今日、自動車事故に遭って天に召されたそうです。

知らせを受けた彼は仕事を途中で放って家に帰り、変わり果てたその子を抱きしめたそうです。

着けていた首輪もなかったそうですが、抱いたら我が子と確信したと言っていました。首輪は後で探して見つけたそうです。

彼の妻や子のしょうすいぶりは相当なものだったそうで、

「OOさん(僕)がいつもマイケル、マイケルって言ってた意味が今ようやく解りました・・・、子供だもんね・・・、」

お恥ずかしい話、彼の言葉に返事をしようにも、当時の事を思い出して言葉が詰まってしまいました。

今ではやんちゃ娘に振り回される毎日ですが、マイケルが亡くなってからの1年は、相当参ってました。

彼の飼い方に異論を唱える方もいるでしょうが、外の生活に慣れた猫を家に閉じ込めて飼うのは、半年や1年の努力では上手く行きません。そういう買い方が郊外ではまだ可能なのかもしれません、十勝のように。



葡萄が届いて、梨を食べる頃は、夏の終わりを告げる懐かしい友人から手紙が届いたようで、なんだか返事に困ってしまう僕です。




2008820(水)

勇気や元気、あげたりもらったり

日記×703

これって何かの流行なのかも、そう思うのですが、いつから「勇気をもらった」「元気をもらった」なんて言うようになったんでしょう。


そんな簡単なもんでしょうか?


不幸にして、自分がそういう経験した事がないので、ワカンナイのです。


歌手がコンサートで「みんなから勇気をもらいました~」なんてよく言いますが、それって「勇気」ですか?気分よく乗ってるだけでしょ。


もらったって事は、あげた人もいるわけです。


確かに、あげようなんて全く思っていなかったのに、見てる人が「もらった」と思う事はあるのかも。


でも、「勇気を与えられたら」「元気をあげたい」なんて堂々と言える神経そのものが勇気あると思うけどね。




オリンピックで入賞した選手が見てた子供達に「勇気」や「元気」を与えられたのなら素敵だけれど、

成績が良ければ「後に続け」と言えるんだろう。

自己ベストも出せなかった選手は、逆に「勇気」や「元気」どころか、ヤル気失くしちゃうんじゃないでしょうか。



参加することに意義がある、そんな言い方はもう死語になってます。


加えて、有言実行なんて言い方、下品だからやめて欲しい。





体操競技のように、いきなり演技するようなものは、きっとものすごく強い集中力精神力が必要だったと思います。


それを見ていたら、自分も負けないようように頑張らなきゃ、そう思います。

でも、それって勇気でも元気でもなくって、真面目に取り組むことなんじゃないのかな?強い心、とか。


男子サッカーの惨敗のように、タマOンさげた大の男どもが、口だけ達者で不甲斐ない結果だけ残してきたように、

勇気や元気って、そんな安っぽいものだったっけ?




女子ソフトボールの選手で、心臓移植を受けている方がいます。

自分やチームの為に精一杯のプレーをして、もちろん結果も伴えばなお良しですが、無事にオリンピックを終えて、多くに日本人に、とりわけ移植を待つ人達に身をもって生きる素晴らしさを伝えてくれたらなって思います。


<追伸>

何だかんだと言いながら、我が家も乗ってる車はドイツ車なので、決してドイツ車が嫌いなわけではございません。

画像

小さくセーラが写ってるのが見えますか?

カッパ先生の所に通院していたお陰でようやく耳の具合も良くなりました。耳に薬をさしたりはしますが、次診せるのは1ヵ月後でいいそうです。みなさんありがとうございました。



2008819(火)

富山のウマシカ女に顔面パンチ!

日記×703

車を運転していて、何かヒヤッとさせられた日は、その後の運転控えようかな?って気分になったことはありませんか。

僕は昨日夕方から今日の夜にかけて、連続して遭遇したので、明日は少し運転控えようかな?って思ってるんです。

バイクに乗るの、明日は控えようかなって。

●第一次接近遭遇(LEVEL3)

昨日の夕方、いつも通るすれ違いの出来ない道を通った時のことです。道の左にはOO天然温泉、道の右側はOO老人病院の通用口です。どちらかも車が出てくるので、安全のため徐行して通過するのです。
昨日、左側から赤いミニバンに乗った若い女性が急に出てきました。僕はスピードが出ていないので、相手が右にハンドルを切って回避したのが見えたのですが、そのまま「キュキュ~」とタイヤを鳴らしたまま、まるでブレーキとアクセルを踏み間違えたかのように、僕の左側に行ったかと思うと、そのOO天然温泉の建物に花壇を乗り越えて激突しました。
「ドッコ~ン」という凄い音でした。


●第二次接近遭遇(LEVEL2)

今日の昼過ぎ、我が家のボロ?積載車で帰宅の途中、突然車から爆発音が!何と右後輪のWタイヤが同時にパンク!
慌てて内側車線に車がいないのを確かめて交差点を曲がるとそこは富山県護国神社!神様、ありがとう。


●第三次接近遭遇(LEVEL4)

取り急ぎ積載車に積んでる修理車を持って帰る為、人を呼んで借りた積載車に乗り換えて再び護国神社前へ。

交差点を積載車(トラック)で右折すると、若い女性の乗った乗用車が信号待ちしていました。その時目に飛び込んで来た光景とは・・・、


※ここは日テレが昔よくやった、矢尾井プロデューサーが出てくるUFOの登場シーンに流れてくるBGMを想像下さい。

何とその若い女、ドアを開けると缶コーヒーの空き缶を二個、センターラインに置いたと思ったら信号が変わった途端猛ダッシュ!

このクソ女、そこまでやるか!?

歩道で立ち話していたおばちゃんが慌てて拾ってました。


第四次接近遭遇(LEVEL4)

たった今起きた光景にあっけにとられている間もなく、僕はトラックを神社の前でUターンさせようとしたのです。一度で曲がりきれず、対向車線に向いた途端、前から女性の運転するOOO(ドイツ車)が来たのです。僕の背後はT字路だったので、窓越しに指で右?左?と尋ねたのです。
けげんそうな顔をした女は、こっちの問いかけに反応せず右へハンドルを切ったので、それでは僕は少しバックしてこの状況から抜けようとギヤを入れた途端、そのクソクソ女、トラックの後ろを左折して行きやがった!

お前は昆虫か!返事くらいせんかい!クソボケ!


第五次接近遭遇(LEVEL5)

パンクしたトラックを引き上げようと、夜7時半過ぎに再び護国神社前へ。

帰宅時間の為か、その交差点は少し混んでいました。
交差点の中で僕が右折。目の前には対向車で右折しようと信号が変わるのを待っている車が2台。

信号が黄色に変わって、右折の矢印が出たので、直進する対向車のないことを確かめ、さて右折しようかとクラッチを切った瞬間・・・

※ここも例のBGMでお願いします。

な、な、なんと!向かい側で右折しようと待っていた2台の車の、後方の女性ドライバが運転する赤いドイツ車が、

突然右折をやめて、前の車を追い越して直進してきた!

こ、こ、この~、クソクソクソ馬糞女め!お前とトラックで正面衝突する所だったぞ!



さすがに24時間で5回も事故りそうな目にあったら、明日は運転控えようかと思った次第であります。


富山に来れば、常識のカケラも無い、脳が溶けたソフトクリームみたいな女がそこらじゅうにおります。


十勝大丈夫か?



富山から女性ドライバーを一掃する法案を誰が通過させてくだしゃい。




2008817(日)

稲中卓球部

日記×703

お盆休み、みなさんいかがお過ごしだったでしょうか?

僕は14日一杯夜まで仕事を抱えていたので、15日朝に納車してようやくお盆休みを取りました。

のんびりしていたのはその日の午後くらいで、16・17日は朝から夕方まで自動二輪安全運転者講習会に参加しておりました。ウチの従業員3人連れてバイクの大型免許取得の講習会を受けていたのです。僕は講習会の人数合わせとして参加。申請すれば指導員の資格をくれると言われました(笑)

昨日は午後から滝のような大雨で、合羽を着て豪雨の中一本橋渡りや波状路の練習をしていました。実はその頃あまりの大雨で我が家のガレージのブレーカーが落ちてしまうほど。
市内中心部のデパート1階と地下が冠水した位です。

で、昨日はヘトヘトになって帰ってきたのですが、お袋を少しかまってやらなきゃならないので、久しぶりにパチンコに連れて行ったのです。お盆休み中は深夜1時まで営業なんです。

夕食を終えて7時半に行ったのですが、お客で一杯の店内、たまたま空いていた台に座ると、それが「稲中卓球部」だったんです。

画像

※これはネットの拾い物ですが、同じ台です。当りだとパンダの眼がVの字に!


僕の世代は稲中なんてありませんでしたし、僕もお金を払って買う漫画なんて年に4回売られる「別冊ゴルゴ13」だけです。

で、何となくリーチの可笑しさで打っていたら、5000円で当りが来ました。

その時に流れてくる歌がこれです。





いや~、なかなか感慨深い歌詞です。ダメ人間だって(笑)

で、結果と言うと、深夜1時の閉店まで打ちまくって24連チャン23000発。最後は眼がショボショボになりました。

しかし、あんなハチャメチャな漫画だったとは・・・。

変態総出演のマンガじゃん。

カンチョウワールドカップだの、PK(ペナルティー・カンチョウ)だの、好きな人にはたまらんでしょうね。

「地下鉄銀座線サーブ」って言うのにも笑えた。

卓球の愛ちゃんが今日試合で王子サーブを久しぶりに出したそうですが不発でしたね。

それなら「新米ママさん子育て奮闘日記サーブ」出せばよかったな。


明日から仕事開始です。

みなさんも頑張って!



2008815(金)

終戦記念日

日記×703

今日は63回目の終戦記念日です。

例年なら高校野球の試合中に広島・長崎の原爆投下や15日正午の黙祷などで、ささやかながら夏休みは戦争があったことを思い出させる、考えさせる時期でありました。


もちろん僕は戦中派ではありませんし、その焼け跡を知るわけでもありません。

ですが、事実として、大変な時代がすぐそこにあったのだと感じる事が出来た世代です。

つい先日もグルジア紛争で、まさに戦闘が繰り広げられました。

近代戦争は歴史というより、もっと身近な過去の事実にしか思えません。

今の10~20代の若者に、日本とアメリカが戦争したと思っていな者がとても多いそうです。挙句の果てには「どっちが勝ったの?」だそうです。

昭和初期の第二次大戦へ日本国民が傾倒した理由は、何も国や軍部の押し付けだけが原因でなかったように思います。

急速な近代化が、貧富の差を拡大し、未熟な文化が、培われてきた伝統を押しのけてゆく軋轢が否応なしに他国を侵略する事を正当化してしまったようにも思います。


今も当時と同じような状況が広まりつつあります。

社会保障や国の制度が削減・後退してゆけば、やがては我が身可愛さに、何かの言いなりになって生きてゆく人が増えていってしまうのではないか?そういう危惧が頭をもたげます。


先ほど所用で車を運手していたら、片側2車線の太い道路で、歩道側の車線に運送会社のトラックが停車しました。

僕を含めた後続車4~5台は、右車線の車が過ぎるのを待ってウインカーを出し、そのトラックを追い越そうとしたその時、僕の後ろの女性ドライバーが先行する車輌を追い越して出て行こうとしました。

前方の車は慌てて停車し、その車をやり過ごすのに精一杯です。もちろん僕も危険を感じて車線変更出来ずにいました。

運転マナーも交通ルールもヘッタクソもないこの女性ドライバーは、次の交差点で左折方向角にあるコンビニの駐車場をカットして信号無視状態で左折して行きました。
年の頃なら40前後、母親の役目もしてるだろうに、こんな運転平気でするんですから、まともな子供が育つわけありません。

こういう人が食の安全や子育て、女性の保育、学校の指導や先生への文句、通学の安全、怖いだの心配だのと、何かと大げさな事を言ってるんじゃありませんか?

今日目にしたものは、間違いなく某かの比率で私達の周りに存在する事例です。

国会議員はどの顔見ても、普段暮らす中で出会う人達の顔とは異質な顔立ちばかりだ。妖怪みたい。

先日失言した太田や、今日靖国を参拝すると公言している野田も、正直気色悪い。


首相がまともに舵取りも出来ない国では、拉致被害者の帰国も、核兵器廃絶の訴えも、焼け石に水の有様。


家族や友人知人、地域の知り合いと、何はなくとも幸せに暮らせる時代はもう一度やってくるのだろうか?

今年も終戦の日は、あまり良い考えが浮かばないまま過ぎてゆきそうだ。



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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
年に2~3度、十勝の空気を吸い、十勝サーキットを走り、防風林のある景色を眺めるのがライフワークです。

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