201662(木)

コウライテンナンショウ


コウライテンナンショウ

コウライテンナンショウ(高麗天南星)
学名: Arisaema peninsulae
サトイモ科 テンナンショウ属
分布:北海道~九州
生育地:低地~低山のやや暗い林内、林縁



今年もコウライテンナンショウの

季節がやってきました\(^o^)/


「仏炎苞」(花びらみたいなところ)と

「肉穂花序」(真ん中の棒状のところ)

※本当の花は棒の下の方にあるんですよ!

からなる 花のつくりは

ミズバショウやカラーと同じ。


でもなぜか 忌み嫌われるのは

かわいそうな別名のせい?


別名「マムシグサ」と言います。


なぜかというと

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「あら マムシが鎌首をもたげてる?」

とか

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「あら 模様がマムシみたいだわ」

とか

そんな「ヘビっぽい」イメージから。


おまけに

受粉のために虫を閉じ込めてしまう

この形状。

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雌雄異株で 雄株と雌株があります。

中に入ってしまった虫は

出口を探してひたすら花粉だらけに。

でも雄花には

ちゃんと出口も用意してあります。

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ごめんなさい。

出口があるのは雄花だけです。

雌花にはございません。


「入ったからには

 絶対受粉してもらわないと困ります!」(♀)


でも 食虫植物ではないので

虫は食べないんですよ ^m^


栄養状態で

♀になったり♂になったり。

性別を行き来するので

少子化問題は ないかもしれません(^^ゞ


あの手 この手で

種を繋いできた

バイタリティーあふれる植物たち。


人間ってなんだか か弱いですね(^^ゞ


画像

後ろ姿も キュートでしょ? (*^_^*)






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