ミーナの庭の昆虫(34)


2012323(金)

揺蚊


揺蚊

揺蚊(ユスリカ)

夏によく川の上で柱状に小さな虫が集まってるでしょ?
あれあれ。

水中に棲む幼虫が
ゆらゆら揺れてるところからついた名前らしい。

でも
蚊じゃないんだ。血は吸わない。


夏の間、幼虫はじっと水の中で栄養を蓄える。
熱帯魚の餌などで見かける「赤虫」がそれ。


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そして
何故かこんな雪のある時期から川の中で羽化して
雪の上で相手を見つけて、命のバトンを渡す。

成虫の寿命は短い。

交尾を終えて産卵した成虫は間もなく
死んでしまう。


何も食べずに。

命を繋ぐ。

こんな雪の中で。

過酷だねー


でも
ちゃんと意味があるはずなんだ。

きっと。



2011814(日)

ミーナの庭の夏


ミーナの庭の夏

暑い…
さらに熱い視線を感じて
見上げるとエゾゼミがじじじじじ…。

愛を語る時は
もーちっとお静かにお願いできないでしょうか?



画像


にしても暑い…
木陰でお休みしていたら今度は大きなミヤマクワガタが。
ゆっくり、ゆっくりハルニレをのぼっ…止まった。


に~らめっこし~ましょ!


っていきなりかい!?


あぁ
季節は当たり前のようにやってきては
当たり前のように去っていく…

何度も何度も繰り返されてきたことは
いつしか「当たり前」と呼ばれるようになるんですね。



20101113(土)

ポカポカと


ポカポカと

太陽を背にカメムシくんが窓硝子で日向ぼっこ。


誰もが平等に享受できる幸せを感じつつ、


窓硝子の汚さに窓拭きを決意する土曜日のお昼。



20101030(土)

右往左往


右往左往

網戸にて
脚の長い蜘蛛さんが
冬の居場所をを探しているかのように
右往左往していました。

足の運び方に
何か法則や秩序があるような感じがしたので
しばし眺めていましたが
臨機応変という事みたいです。

ただ、いちばん長い前から二番目の脚を
触覚のように探る仕草に
座頭市の姿を連想しました。

丸いコンパクトな体で
何を想うのでしょうか。

あなたにとっては私が侵入者。
観察されているのはこちらかも知れません。



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ミーナの庭
「ミーナの庭」で日々目にしたことや気づいた事を、マイペースで綴っていきます。よろしくお願いします。
「ミーナの庭」は敷地全体の総称で、エリア内にはお庭をつくる「庭十勝」・薪ストーブ屋さんの「十勝煖炉」・造園屋さんの「陸奥造園」・デザイン会社の「ネイティブ環境設景」・農業法人の「相川緑化」があります。

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