ミーナの庭の草木(260)


201269(土)

ユキザサ


ユキザサ

ユキザサ(雪笹)
学名:Smilacina japonica
ユリ科 ユキザサ属
別名:アズキナ
生育地:山地の林内


雪のような花と
笹のような葉を持つことから
この名前がついたそう。

そのまんまなんですけど
それが不思議にぴったりなんです。


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うつむきかげんに咲く花姿は
ちょっと儚げで
林の斜面で一層引き立ちます。


結晶みたい。
あっ…こっちは粉雪。


まぶしい新緑に
一つ前の季節を添えて…


新芽は山菜として食されるそうです。

ちなみに「アズキナ」の由来は
茹でたときにアズキを煮たような
匂いがするというのです!

素朴で大好きな香りですが
食べちゃうのは
ちょっともったいないかな…



201266(水)

ネコノメソウ


ネコノメソウ

ネコノメソウ(猫の目草)
学名:Chrysosplenium grayanum
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
別名:ミズネコノメソウ
生育地:山地の湿地など



ミーナの中でも水のあるところに
こんもりと大きな群落を作っています。

黄色と黄緑のコントラストが
日陰を明るく照らします。


園芸種のユーフォルビアにも似ていますが
そちらはトウダイグサ科でした。


名前の由来は
お花のピークを過ぎた時にやってきます。


画像


この裂開した果実が
瞳孔を細めたネコの目のように見える!!???


…かどうかは ビミョ~~!!



201265(火)

オオアマドコロ


オオアマドコロ

オオアマドコロ(大甘野老)
ユリ科 ナルコユリ属
別名:ヘビスズラン

長さが60~1mにもなる大型の多年草です。

根っこが「トコロ」という
ヤマノイモ科の植物に似ていて
甘味があるため
この名がついたそう。
滋養強壮に効果あり!

見つけるたびに
このオブジェみたいな弓なりのカタチと
ニュアンスのある素適な色合いの
摩訶不思議な花に
心を奪われます。

上から見ると
こんな花だとはわかりません。
覗き込んでびっくりです!

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アイヌ語で
「鈴・ぶら下がるもの」
という意味を持つ
このなんとも魅惑的なお花。

私はなぜか

林の中で
たくましく子育てをする
乳房をたくさん持った
『お母さん』の姿を想像します。



201263(日)

ズミの森の満開の下で。


ズミの森の満開の下で。

今、ミーナの庭では
真っ白な花が
枝からこぼれ落ちそうな勢いで
ズミが見ごろを向かえています。

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足元には
黄色いクサノオウがいい味出してます。

以前「ミーナの草木」の「エゾノコリンゴ」の記事に
ちょっとだけ登場しました。

このあと小さなリンゴのような果実をつけるのです。

白い花の蕾は濃い紅色。
愛らしいでしょ?

画像

この木の下を歩くこともできます。
なんとも贅沢な気分です。

画像

気になるのは蜜を集める蜂たちですが
邪魔しちゃいけないので、そーっと…



2012521(月)

蝦夷蒲公英


蝦夷蒲公英

蝦夷蒲公英(エゾタンポポ)

お花の下の総苞片が
そっくり返らないのが
セイヨウタンポポとの
大きなちがいだそうです。

確かに。

いつも目にするセイヨウタンポポと
ちょっと違う感じがしますね。

日本のたんぽぽ がんばれー!



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