ミーナの庭の草木(260)


2011822(月)

ミッキーの花


ミッキーの花

今、真っ盛りのツユクサです。


よく見ると某有名ネズミ・キャクター。
よく見ると「心」という漢字。

この複雑な
おしべとめしべの成せる業。


あら、なになにみたいーって思うとき

そこに潜んでいた
キーアイテムを発見したみたいで
なんだか得した気分になるのは

私だけでしょうか?



2011621(火)

憂いを忘れる草


憂いを忘れる草

エゾカンゾウ(蝦夷甘草/蝦夷萱草)
エゾゼンテイカ(蝦夷禅庭花)


今あのヘビの林は
鮮やかな
クリーム色がポツポツと
もう初夏です!と教えてくれる。


花言葉は
「憂いを忘れる」

なるほど。見てたら元気になる。

若葉は山菜で
ほのかな甘みがあるという。

でも
食べすぎにはご用心。
「物忘れ」が多くなる。

そいつはまずいや。



2011517(火)

一華の姉妹


一華の姉妹

アズマイチゲ(東一華)

ニリンソウよりも一足お先に
飛び込んできた白い可憐なお姿。

小型のマーガレットのようで
実はキンポウゲ科です。



画像

ヒメイチゲ(姫一華)

アズマイチゲを更に小型に
細葉にした感じです。

アズマイチゲの妹分のようですが
楚々とした佇まいが印象的です。


茎の先に一個だけ花をつけるから
一華=イチゲ


漢字を知ると
名づけの背景が浮かんでくるようで
おもしろいですね。



2011512(木)

ヘビの枕はスカンクキャベツ


ヘビの枕はスカンクキャベツ

ザゼンソウ(座禅草)


ハートでしょ?かあいでしょ?
でも
臭いらしい。
悪臭だという。
どんな匂いなのか知りたい。
クンクン…
草の匂いしかしない。残念。

発熱するという。
25℃まで達するという。
それで雪を溶かす。
融雪機も真っ青。

雪が融けたところで
ハエ達にとっては芳しい「腐敗臭」を漂わせて
花粉を運んでもらう。

知恵モノ。

中に鎮座するお花が
座禅を組んでいる僧侶のように見えることから
この名前が付いたそうです。

特徴的なワインレッドの光背(みたいな葉)は
「仏炎苞」(ぶつえんほう)というそうです。

別名「達磨草」とか
  「ヘビの枕」(あれ?ミズバショウも同じ呼び名が)

英語の呼び名「スカンク・キャベツ」

確かに。
こないだのヘビ君の近くにいました。
時期が同じぐらいなんですねきっと。
ほんとに枕にしてたりして。


芽吹きの緑が
鮮やかさを競う中で
ポツポツと
思慮深げに佇む姿は
どことなく求道者の風情があります。



2011225(金)

生きるための知恵…Part2(つるをナメてはいけない)


生きるための知恵…Part2(つるをナメてはいけない)

からまる樹木(宿主)がないと
上へ伸びてはいけない
悲しい性のつる植物。

かと思いきや…

宿主の存在などどうでもいいって!

2本でグルグル巻きになりながら
必死に高みを目指して
生き残りに賭ける
ヘビ~なヤツがこれ!

このネジネジに込められた
すさまじい生命力。

なんかアート作品みたいですね。

当人には辛い試練ですが
気がついたら
あら 成長してるじゃん。

よかった よかった。



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