我が家には愛犬と愛猫が二匹います。


愛犬のメロンは会社の社長の奥さんが元々飼っていました。
その後、訳あって2回お家が変わり最終的に我が家の長女になりました。

愛猫のカリンは一年前、ごみステーションに落ちていた生ゴミを悲しそうに食べている所を私が保護しました。とても人に懐いており、最初声をかけた時、私に抱きついてホッペにスリスリしてくれました。「きっと、この子は迷い猫なんだろう。車の通行量が多くて危ないから明日動物愛護センターに電話しよう。」と、その日は一旦自宅に連れて帰りました。次の日、動物愛護センターに電話すれど、迷い猫の届出が出ておらず、次は警察に電話。やはり、こちらも届出が出ていません。その後、保健所にも電話しましたが「持ち込み（いわゆる殺処分）はあっても届出は無い」との事。

今さら外に放り出す訳にもいかず、しばらくは自宅で保護していました。

あれから何度も愛護センターや保健所に電話しても、やはり届出は無く（要は捨て猫だった）、今度は「飼い主探しから里親探しに」

愛犬の躾教室でお世話になった先生や友人、家族に協力してもらい里親を探すも成猫は中々引き取り手がありません。

そんな中、弁護士の友人を持つ友達から1通のメールが。それは拾得後、3ヶ月（確か3ヶ月だったと思う）は元の飼い主に所有権があるので、それまで里親探しは止めておいた方がいいんじゃないか。との事。（この間も届出があれば、元のお家に帰れるよう私の連絡先を各所に伝えてあります。）

・・・そして時間は流れ、３ヵ月後。もう一度、警察、愛護センター、保健所に電話をし届出が出ていないか確認。案の定、出ていません。

さらに時間が流れ半年後。


半年も一緒に暮らせば「愛着」が付かない訳も無く・・・。結局、我が家の一員となりました。

とにかく人間が大好きで、「空きあらば抱っこを要求」「スリスリ」「チュー」。

こんなに人間が大好きなのに人間に捨てられるなんて・・・。辛くて辛くて仕方無かった事でしょう・・・。

残念ながら顔は、とっても不細工。でも愛嬌は抜群！！
あんなに猫が嫌い。と言っていた夫さんも今ではすっかりカリンが可愛くて仕方ないみたいです♪

私の軽率な行動に嫌な顔一つせず協力してくれた方々への感謝の気持ちと共に「カリン」と、これからも過ごして行きたいと思います♪

最後に・・・「殺処分」は決して安楽死ではないということを多くの人に知ってもらいたいです。
天国へ行く時まで傍にいてあげて下さい。暖かな家族の傍に居れるだけでワンちゃんもネコちゃんも幸せなのです・・。

そして・・・ペットが欲しい時は「ペットショップ」以外の選択肢もあるという事を頭の片隅にでも覚えておいて欲しいです。沢山のワンちゃんやネコちゃんが、暖かなお家を今日も求めています。





　　　　　　　ウチの母ちゃんは低脂肪乳しか買ってくれへん。成分無調整が好きやのに。ゴクゴク。