新得で喫茶店をしているママさんから、相談されたのは８月の頭でした。


「ご近所の猫が、物置に置いてあったお釜に仔猫を産んでいたの。生後１０日ぐらいで、目があいているの。」


ご近所さんの家は、家の内外に１０匹以上の猫を飼っていた。

もちろん避妊去勢はされてなく、近くの国道で車にはねられていたり、仔猫のシーズンには、キツネがうろついていた。


ご近所さんには連絡したが、「目が開いちゃっているのか～」の言葉だけで、引き取りにくる様子もない。

もちろん、こちらから持っていって引き渡すこともできるが、今までの様子を見ると、踏ん切りがつかないとのこと。


可哀想だが、親子共に餌をやらない。キツネやカラスに気をつけて、様子を見守りできれば仔猫の里親を探すことになりました。


こんな小さい身体で、よく子供が産めたもんだと思える母親は、夜と日に数度国道を渡って、育児に通っていました。


店のブログに載せたり、帯広のお好み焼きやさんが、自分のブログに載せたり、フェイスブックに動画を載せたお客様がいたりしました。


秋祭りに写真をだし、里親を募集した所、三びきの飼い主が決まりました。


そして




チビクロ一匹だけになった夜、母親が来るからと箱に戻したつぎのあさ、誰も居なくなっていました。



箱は仔猫が飛び出せないおおきさである。

キツネなどに襲われた様子はない。

母親が夜は来ている。




以上から、仔猫一匹を残して他の子供が神隠しにあったので、母親が安全な場所に連れ去ったようです。

どうか…wildに生き延びてくれますように。


そして…


ご近所さん、避妊去勢はしようよ！




いち早くもらわれた[オコゲ]薄汚れ疑惑が浮上。

家中に響きわたる鳴き声の中、洗われたそうです。
結果は…


「こう言う毛色だったのね～(笑)」だそうです。