2018年6月4日(月)
過去の既往歴と現在の症状
健康×56

初診の患者さんが来院された際は、まず最初に問診をします。
現在の症状に関すること(部位や痛みの程度、いつから生じているのか等)はもちろん大切な情報ですが、それと同じぐらい聞いておきたいのが「既往歴」です。
病院の問診票でも「既往歴」の欄があると思いますが、過去にどんな病気・ケガをしているのかという情報は、身体を評価する上でとても重要です。
というのも、オステオパシー的視点からいうと、身体は過去の病気やケガを記憶しているからです。
どういうことかというと、例えば過去に追突されてムチウチにあったとします。
ムチウチは、外傷の中でもかなり大きな衝撃が身体に加わるのですが、その衝撃は全身の筋膜の捩れや硬直を引き起こします。
このとき、筋膜はこの状態(捩れや硬さ)を記憶するといわれています。
つまり、その後自覚的な症状は消え去ったとしても、数年後にその部位をきっかけとして別の症状が現れる可能性があるということです。
実際に、過去の足首の捻挫や盲腸の手術痕が腰痛を引き起こしている、
あるいは、ムチウチが頭痛や肩こりに影響している、
等と思われるケースは多くみられます。
このようなお話を患者さんにすると、「そんなこと関係あるんだ」と驚かれる方が多いのですが、過去の既往と現在の症状には深い関係があるのです。
現在の症状に関すること(部位や痛みの程度、いつから生じているのか等)はもちろん大切な情報ですが、それと同じぐらい聞いておきたいのが「既往歴」です。
病院の問診票でも「既往歴」の欄があると思いますが、過去にどんな病気・ケガをしているのかという情報は、身体を評価する上でとても重要です。
というのも、オステオパシー的視点からいうと、身体は過去の病気やケガを記憶しているからです。
どういうことかというと、例えば過去に追突されてムチウチにあったとします。
ムチウチは、外傷の中でもかなり大きな衝撃が身体に加わるのですが、その衝撃は全身の筋膜の捩れや硬直を引き起こします。
このとき、筋膜はこの状態(捩れや硬さ)を記憶するといわれています。
つまり、その後自覚的な症状は消え去ったとしても、数年後にその部位をきっかけとして別の症状が現れる可能性があるということです。
実際に、過去の足首の捻挫や盲腸の手術痕が腰痛を引き起こしている、
あるいは、ムチウチが頭痛や肩こりに影響している、
等と思われるケースは多くみられます。
このようなお話を患者さんにすると、「そんなこと関係あるんだ」と驚かれる方が多いのですが、過去の既往と現在の症状には深い関係があるのです。
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