オリジナル・マッチ(36)

昨日までとは趣向を変えて、今日ご紹介するのは
キンギョのマッチ！

昔懐かしい、あのブリキのキンギョがモチーフです。
最近ではJAバンクのマスコットになったりしてましたね、
このマッチ見せると「あ、貯金魚だね！」って言われます。

でも、元のデザインは例のブリキのキンギョ！

誰がデザインしたのか？わかりませんけど、秀逸ですね。
日本の庶民のグラフィックデザイン、捨てたもんじゃないと
思わせてくれます。

きっとグラフィックなんていう意識もなく、どこかの町工場のおじさんがデザインしたんだろうなぁ～って思うと、
なんだか抱きしめたくなります！

ブラボー！！町工場のおっさん！！

ねこまたやのオリジナル・マッチ、Swan creekさんに置かせて頂きました！
お近くの方はぜひのぞいてみてください。

スワン・クリークさんは帯広・南の森の緑陽高校の近くの素敵なカフェです。

雑貨もいろいろあって、楽しめるお店、時間を忘れそうです。


ねこまたやのオリジナル・マッチは他にも、
とかちむらや

フローモーションに置かせてもらっているので、お近くの方はついでの時にでもお立ち寄りください。

今日ご紹介するのは「福禄寿」のマッチ、福禄寿は「福」・「禄」・「寿」の三つの徳を兼ね備えた、七福神の中でもめでたさダントツの神様なのです。

「福」は善き人間関係、善き夫婦や親子関係、子宝に恵まれるという徳もあるそうですよ。

「禄」は財産・財宝のこと。

そして「寿」は健康と長寿。

メデタシ！メデタシ！！


背が低く、以上に長い頭がユニーク。
調べて見ると、中国・道教の時代からこういう格好をしておられるのでした。

今日ご紹介するのは、中国・宋の時代の仙人「寿老人」。
白髭をたくわえ、長い杖を持っている仙人というだけで、実態は詳しくわかりません。


でも、寿老人というだけあって長寿の神様として親しまれて来たようですよ。

今日のご紹介は番外編～額装したマッチです。
３０個のマッチを組み合わせて、パズルのように１つの絵にしてます。

これ実はすごく手間がかかるんですよ、一つの絵を３０分割して、貼り合わせた時にちゃんと絵がつながらなければならない、
隣にくるマッチの絵とずれないように、ちょっとずつ、ちょっとずつ微調整を繰り返して貼り合わせて行きます。

写真は昨年末、帯広駅の地下の市民ギャラリーでやった「おしごと展」で展示したものです。ねこまたやも所属させてもらってる「とかち帯広デザイン振興協議会」で毎年、市民のみなさまにデザインを少しでも身近に感じてもらいたいと企画している展覧会です。

デザイン振興協議会のサイトものぞいてみてください！
とかち帯広デザイン振興協議会