オリジナル・マッチ(36)

今日ご紹介するのは毘沙門天、武将の格好をしてますが、
ルーツはインドのバイシュラマナという神様。
すべてのことを一切聞き漏らさない知恵者という意味だそうで、
そこから「多聞天」とも呼ばれます。


仏教界でいうところの世界の中心「須弥山（しゅみせん）」を守る四天王の中でも最強だったらしいですよ。

福をもたらす神、また貧乏神を退散させる力を持つとか・・・
まあ、諸説あるようで、興味のある方は調べてみてください。

今日ご紹介するのは「布袋さま」。
布袋と書いてホテイと読むのも、なんだか不思議な感じがします。

これまで紹介した恵比須・大黒天・弁財天は神様ですが、この布袋さまは僧侶、どうやら中国の唐の時代に実在したお坊さんだそうです。


大きな太鼓腹、寺に住むわけでもなく、大きな袋を抱え、各地を旅して歩いた放浪の僧侶だったそうですよ。

今日ご紹介するのは「弁財天」のマッチ。
七福神の中で唯一の女神です。


ルーツはインドの女神・サラスワーティー。

インドのサラスワーティーはシタールを持ってますが、
日本の弁財天は「琵琶」を持ってます。

アート・芸術・芸能の神様として知られています。

今日ご紹介するのは大黒さまのマッチ。


大黒さまといえば、左肩に大きな袋をかかえ、右手には打ち出の小槌、因幡の白ウサギに登場する大黒さまを思い出しますが、そのルーツは、インドの神様・シヴァ神。


ヒンドゥーの神・シヴァ神

青い肌、コブラの首飾り・・・日本の大黒さまとは似ても似つかない、姿・・・

インド大好きの僕は、このシヴァ神についてもいろいろご紹介したい逸話があるのですが、いまちょっと急ぎの仕事が入っちゃったので、この話しはまた次回！

ねこまたやのオリジナル・マッチ、
先ずは「恵比寿」のマッチ、良くみてもらうとわかるのですが、
ねこまたやの七福神は全部「猫」の顔なんです！
だから、七福神ならぬ「七福猫」。

「エビス」は七福神の中で唯一日本の神様なんです。
イザナギとイザナミの三男だそうです。

鯛と釣り竿を持っています。
これは「暴利をむさぼらぬ清廉の心を象徴」なのだそうですよ、
つまり、網を使って一気に漁をするのではなく、先を見越して竿で少しずつ釣をする、というわけです。そんな地道さが喜ばれ、エビスは商売人の神様、商売繁盛の神様になりました。