2009719(日)

Simon&Garfunkel in Sapporo


昨日行ってきました。

ポール・サイモンと、アート・ガーファンクル。
二人の多分これが最後であろう、コンサート。

16年前に東京ドームで行われたコンサートに彼女(今のカミさん)と行きました。 前座が南こうせつおいちゃんでした。
前座が1時間。 S&Gで1時間ちょい、というかなり期待はずれな内容でした。

・・・あれをずっと引きずっていたんだなきっと。
1981年のセントラル・パークの時のようなコンサートが見たかった。 ずっと、そう思っていたんだ。

昨日も雨の高速を飛ばしながら「前座は誰かな・・・」
そんな事を考えていました。

ドームのセンターバックスクリーン前に作られたステージにはフルバンドのセットが。 

ドームの客電が落ちたのは17時15分。
ステージ奥の3つのスクリーンにデビュー当時の写真や、ライブ映像、時代をたどるような映像が流れました。 BGMは「AMERICA」

2分ほどの映像が切れ、スポットライトの中に二人が立っている。

一曲目は「Old Friends」
ポールのギター、二人のハーモニーが美しい。
二人とも少しハスキーな、年齢を感じさせる声ではあったが、それでもなお美しいメロディーライン。

二曲目の「A HAZY SHADE OF WINTER」からはバンド形式の演奏。 もう全身鳥肌もんで、手が震える。

曲が進むにつれて声に張りが戻ってきたのを感じた。
高音が伸び、声量も大きくなっていく。

選曲は「Best of S&G」といえる名曲ばかり。
自分の思い入れのある曲の時には涙腺が・・・

30年前にお袋に「これ見ない?」と軽く誘われて見たセントラル・パーク・コンサート。
あれからチューガク・コーコー・ダイガク・就職・結婚・子供の誕生・転職・・・
自分にもいろいろあったなあ、と思ったら泣けてきた。

途中、二人のソロ時代の曲をそれぞれ4曲ほどやって、
「BRIDGE OVER TROUBLED WATER」で
1コーラス目をアート
2コーラス目をポール(!!!)
3コーラス目を二人でハモる、初めての光景を見てまた涙腺が・・・

多分二人もずっとやりたかったんだろう。 でもそれぞれの意地があって今まで出来なかったんだろう。 最後のツアーだから・・・! という心の動きが見えたようで、また泣けてきた。

途中でポールが咳き込んだり、体調は万全ではなかったようだけど、最後まで二人でステージに立ち、曲を届けてくれた。

2時間強のステージ。 ライブを見てこんなに感情が噴き出した事はなかった。 
ずっと心にあったひっかかりが全てきれいに解き放されたようだった。 

今日は絶対、一生忘れられない日になるだろう、という予感は的中した。

自分の心の中にまたひとつ大切な思い出が刻み込まれた。

どうもありがとう。







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トーちゃん
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人生は、ライブだっ!!

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