一昨日、「TOY STORY 3」を見に釧路まで行ってきた。
「せっかくだから3Dで見ようよ」と酔っ払った勢いで言ってしまったので・・・

結果的には「大正解」だった。


これから上映予定の映画の予告編も立体的だったが、どこか奇をてらったような「昔風」な3Dで、これが２時間続くかと思うといささかげんなり、としていたのだが・・・

本編が始まるとスクリーンの中が完全に「立体化」していた。

目の前に飛び出してくるとか、思わず顔を背けそうになるギミックとかは一切なし。　スクリーンの中に奥行きが出来て、その中でおもちゃたちの側から見た世界が広がっていた。


すばらしい映像だった。　それ以上にストーリーもすばらしかった。　前２作を踏まえた上でさらに新作がその後の世界をしっかりと物語っている。

クライマックスシーンでは本気で泣きそうになった。

この映画はぜひ家族で見てほしい、と思った。

釧路からの帰り道は夕日が金色な空気を作ってくれて、気分良く走れた。


さて、映画の話はここまで。

映画の後、まだ時間が早かったので帯広に帰って晩ご飯を食べようということになってあるお店に入った。

そのお店は無愛想なことで有名だそうだが、味はしっかりしているということで、そこを楽しみにして行った。

お店に入って、スタッフと目が合っても「いらっしゃい」なし。

注文を取りに来てもしかめっ面。

味は良かった。

２人しかいないスタッフの一人が途中で店を出て行って、残ったのは調理する一人だけ。

自分たちが食べ終わる頃になって新しいお客さんが来た。
そのお客さんがオーダーをして、調理が始まった。

すっかり食べ終わったのでお会計をしようかと思ったが、全くこちらに関心を向けないのでちょっきりの金額を用意した。

「ごちそうさまでした」と声をかけても振り向かない。

「お会計ここに置きますね」とさっきより大きな声をかけてもフライパンを振る手を止めない。

後から来たお客さんも怪訝な顔をしていたが、さすがに気分が悪いのでそのまま店を後にした。

もうあの店には二度と行かない。