2008816(土)

戦争と動物


戦争と動物

昨日8月15日は終戦記念日。

新聞に「戦争と動物」についての記事がありました。

東京の昭和館外部リンクで行われている特別企画展「戦中・戦後をともにした動物たち」(〜8月31日まで)が紹介されていました。

戦争は人間同士の殺し合いですが、否応なく動物たちもまきこまれてしまいます。

「戦争と動物」という言葉でみなさんはどんな事を考えるでしょうか?

「かわいそうなぞう」?
動物園で殺処分されたライオンなど?
軍用馬?


昭和館外部リンクホームページをご参考下さい。




戦争はあまりに悲惨なので、人間の被害ばかりが報告されます。
動物はどうだったのでしょうか?
原爆で動物だって死んだはず。

そんな話を以前東京の会議の後、出席者と話をしていたら「確か軍の獣医師が被爆した動物の報告を出しているはず。」と言っていました。いまだその資料にはたどり着けませんが、よく動物にまで調査ができたものです。

また、原爆絵本「ピカドン」(作:丸木位里・俊)の中で主人公が逃げる最中に見た被爆して飛べなくなった鳥の様子が描かれています。




動物の戦争被害は今も続いています。

湾岸戦争の海鳥被害(油流出)
アフガニスタン侵攻のカブール動物園
 (番組「カブール動物園からの救出」)
イラク戦争のバグダッド動物園
 (本「戦火のバグダッド動物園を救え」)など

画像

写真は共に仙台にある慰霊碑です。合掌。
慰霊されなかった動物たちにも合掌。


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