2009226(木)

旅のおまけ


旅のおまけ

2月20日、浜松では雨の中動物園見学

朝のニュースでは北海道は荒れるらしい

メールで帯広は雪と連絡を受けていました

まぁ飛行機は大丈夫だろう、と楽観

羽田へ向かう道中、WEBチェックインをポチっと・・・ん!

チェックインできない

空港で確認とのこと、え!

17時10分空港にて欠航決定

北海道便全便欠航、そんなに荒れてるの?

東京での延泊決定

とほほ、、、

周囲の人たちは宿泊予約を携帯電話で取り始めている
「○○ホテル満室だって」

予約入れなきゃ・・・

前回利用した安ホテルを押さえチェックイン



ここは南千住

特に予備知識が無く前回もここにしましたが

実はこの周辺、結構ディープ東京なんです
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泪橋って橋がないんですね
(あしたのジョー関係です)

そしてここは江戸時代、小塚原の刑場があった場所なんです

罪人などの刑を累々と執り行っていたんですね

刑場と埋葬地にお寺があります

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刑場跡地が延命寺

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埋葬地が回向院


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正面のお墓が吉田松陰
獄死した吉田松陰の墓や
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4つ並んだ墓の向かって左端が鼠小僧
鼠小僧の墓がありました

また、ここで腑分け(解剖)が行われ「解体新書」外部リンクが作られたわけですね
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国立科学博物館にて撮影
日本医学史に燦然と輝いています
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それを記念して「観臓祈念碑」があります

なかなかディープな世界ですね

また、「吉展ちゃん誘拐殺人事件」外部リンクの吉展ちゃんが眠るのもここだそうです
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もうひとつディープなおまけ

今回野生動物の保全に関わっている人の講演会を聞くことができました

内容がなかなかショッキングなものでした

日本ではまず想像できないですが、世界の至る所にまだ「奴隷」が存在しており、奴隷商人や奴隷制度などもちゃんとあるとのこと。昔ながらの形を変えて存在しているようです。それどころか、人類の歴史上、実は現在が最も奴隷の数が多い時代なんだだそうです。
欧米が300年かけてアフリカから連れてきた奴隷の数が1800万人、現在奴隷と言われる人たちが2700万人存在するそうです。
アジアではパーム油を作るアブラヤシのプランテーションで多く働かされているそうです
彼らがひと月で稼ぐお金以上の収入が野生動物1匹の密猟で得られるならば、それを止めることは出来ないこと。
希少野生動物の保護に必要なエサが、実は彼らや貧困層の食事と時として同じであること。
希少野生動物が実は現地では有害または殺人動物であること。

すぐには理解できず、絶句
信じられない
ショックです

パーム油外部リンク
パーム油と野生動物外部リンク
それでもパーム油製品を使いますか?
私は使うでしょう
矛盾を抱えながら・・・

国際協力機構の研修員がけしてライオン(動物園だからオリの中なんですよ!)には近づかなかったこと

野生動物は、飼育動物と違い、現地でその土地の人たちと良くも悪くも共存しています

これは動物園で見る動物では分からないことです

動物を知ることによって環境を理解し、現地を知る、そして国際理解につながるます
いや、つなげなければいけません

そう、強く思わされる講演会でした




今回は動物園の周辺の周辺、お付き合いありがとうございました


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