200853(土)

鳥インフルエンザ

獣医×29

鳥インフルエンザ

写真はガンカモ池に以前から設置されているテグスとディスクです。



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秋田県十和田湖(十和田湖って青森県内だけではなかったんですね!)でオオハクチョウの死体から鳥インフルエンザが検出されたと4月28日に発表外部リンクされました。その後、高病原性の「H5N1型」であることが判明しました。北海道の野付半島でもオオハクチョウの死体から鳥インフルエンザが検出されたと5月1日に発表外部リンクがありました。


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隣の韓国では4月になって結構発生しています。外部リンク詳しい分析が待たれますが、韓国で発生した鳥インフルエンザと関係があるのでしょうか?

今のところは無いんでしょうねぇ。

オオハクチョウの渡りのルートが違うので、韓国からの病気の持ち込みとは考え難いでしょう。



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オオハクチョウの渡りのルート
厚岸水鳥観察館外部リンク(>詳しくはこちら>オオハクチョウ情報)
日本鳥類学会外部リンク(Strix Vol.15の一番目、最後のページに日本語訳あり)


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鳥インフルエンザと聞いただけでなんか怖いですよね。
って言うのが風評被害につながるんですね!
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現状で野鳥が持つ鳥インフルエンザが人に感染する危険性はまず無いと言っていいでしょう。

人が鳥インフルエンザを野鳥から感染すれば世界的なニュースになる、それくらいの出来事です。
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何が問題か?
鳥たちにとっては大変な問題です。
死んじゃうんですから。

また、養鶏業者さんにとっては死活問題になります。



おびひろ動物園でも、飼育鳥類の感染予防対策を強化しています。

しばらくは、クジャクバトの給餌ができません。
野鳥が飼育鳥類に近づくことをできる限り防止しています。
傷病鳥類の受入を一時中断しています。
などなど



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これを機会に少し鳥インフルエンザを勉強してみませんか?

鳥インフルエンザ関係HP
動物衛生研究所外部リンク
国立感染症研究所外部リンク
厚生労働省外部リンク
日本獣医学会外部リンク
日経トレンディネット外部リンク




余談ですが、私は学生の時に新型インフルエンザの出現機構の研究に携わせて頂いたことがあります。その頃は、本当に新型が出るなんて思いもよりませんでしたが(先生すいません!だめな学生でした。その頃は「今はエイズだ!」ってことで猫エイズ研究に行ってしまいました。)、今になると、本当にすぐそこに新型インフルエンザの危機が来ているんだなぁと感じます。


余談、もうひとつ
私の休みの間にブログレンジャー5人がとうとう完成しました。
これからもよろしくお願い致します。

あっ!でも、5人で完成ではなく増えるかもしれません。


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