2008115(火)

オオタカ


オオタカ

 このオオタカは昨年9月に浦幌町で保護されたものです。

 現在、オオタカ、トビ、チゴハヤブサ、ドバトの4点が入院しています。オオタカとトビはゾウ舎横の総合動物舎に、チゴハヤブサとドバトは動物病院に入院しています。

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 これらの鳥たちは、病気や傷ついたりしているところを保護されたものです。おびひろ動物園では北海道から傷病鳥獣保護業務を委託されています。街の動物病院からまわってきたものや、大きくて手に負えないものを主に扱っています。

 街の動物病院は大きな犬は診察できても野生動物を診察して入院させておくだけの余裕がそれほどありません。大きなワシや人になれていない動物は手に負えないですよね。
 しかし、動物園は動物を飼育するにはそれなりのノウハウを持っていますが、野生復帰させる技術はまだまだ発展途上です。飼育するケージがあってもオオタカなどの鳥のリハビリを行う良いケージがないので、野外に放すタイミングや訓練が難しいです。

 これまで紹介してきた動物病院とエキノコックスのニホンザル(通称サル舎)、ホッキョクグマの3つが私の担当動物です。出勤日には必ず世話をしています。動物園は365日、休みがありません。でも、そこで働いている職員には休みがあるので、休んでいる職員の担当動物は出勤している他の職員が世話しています(副担当)。私もリスザル、ガンカモ池、マンドリル、ビーバー、ウサギ、シカなどを副担当に持っています。だから、1日5〜6カ所の動物の世話をしています。
 開園中はその日の私の仕事手順通りに、運悪く(?)、動物を見てる人がいて、私に何回も会うお客さんがいます。すいません。


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