2017年3月11日(土)
彼女の視線
動物園の日常×212
どうも、駱馬師匠です。「食欲の秋」なんて言いますが自分にとっては「食欲の四季」です。
3月も中旬になり、すっかり春めいてきました。あんなに降って積もった雪も溶け始めて、すっかり路面が出ています。厳しい冬を越えて、ドルトンもいつもよりのんびり。
開園中は大活躍だったホッキョクグマベンチも開園まで屋根の下でお休みです。
さて今日は少しさかのぼって2月のお話。
☆
その日は天気も良かったのでラマ舎の踏みしめられた雪を割っていました。
雪が降ったあと、小梅と梅ノ輔が同じところをうろうろすると雪が硬く踏みしめられます。どんどん硬くなる雪は2頭の脚に悪影響を及ぼしてしまうので硬い雪の路面を割る必要があるのです。
鉄のスコップ片手にガンガン雪を割っていると不意に誰かの視線を感じました。
おかしいな、フェンスの向こうには誰もいなし梅ノ輔は草を食べているし…と思って視線のする方向を見ると、
わざわざ入り口に座ってこちらを見ているラマが1頭。
弟を見つめる慈しみの目なのか、「あいつ変なことやってるな」と雪を割る自分を面白そうに見ているのかは分かりませんが、のんびりこちらを眺めていました。
3月も中旬になり、すっかり春めいてきました。あんなに降って積もった雪も溶け始めて、すっかり路面が出ています。厳しい冬を越えて、ドルトンもいつもよりのんびり。
開園中は大活躍だったホッキョクグマベンチも開園まで屋根の下でお休みです。
さて今日は少しさかのぼって2月のお話。
☆
その日は天気も良かったのでラマ舎の踏みしめられた雪を割っていました。
雪が降ったあと、小梅と梅ノ輔が同じところをうろうろすると雪が硬く踏みしめられます。どんどん硬くなる雪は2頭の脚に悪影響を及ぼしてしまうので硬い雪の路面を割る必要があるのです。
鉄のスコップ片手にガンガン雪を割っていると不意に誰かの視線を感じました。
おかしいな、フェンスの向こうには誰もいなし梅ノ輔は草を食べているし…と思って視線のする方向を見ると、
わざわざ入り口に座ってこちらを見ているラマが1頭。
弟を見つめる慈しみの目なのか、「あいつ変なことやってるな」と雪を割る自分を面白そうに見ているのかは分かりませんが、のんびりこちらを眺めていました。
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