飼育動物(83)
2008年2月3日(日)
気になる穴
飼育動物×83
この穴、気になります。
ピリカも気になっているようです。
私はこの穴も気になりますがその周りの盛り上がりがもっと気になります。
もう少しで、ピリカがお客さんの足に届きそうです。危ないですよね。
1月のふゆの動物園の時に、この場所はピリカと近づけることに気づいた人もいるのではないしょうか?
同じ条件で撮影すると、こんなにアップに写ります。実際はもっと近く感じます。
これでも、開園前日に氷を割って低くしたのですが・・・
今月はもっと気合いを入れて低くします。
ところで、なぜここにこんな穴ができたかというと・・・
バルブが壊れていて、キチンと閉まらず、ちょろちょろと水が出ているからです。
凍らないものですね。
例年であれば、バルブ内で水が凍っている時期なので、水は出ないはずなのですが・・・
バルブ内で凍るので、例年、5月に入らないと、バルブから水を出せません。
プールには普通の蛇口からホースをのばして水をためているのです。
ところで、なぜ、水たまりの水が凍らないのでしょうか?
おかげで、いい遊び場になっているようですが・・・
スコップで探ると、プールの床まで水があります。
少し前までは、たまるばかりでした。
しかし、最近は水が半分くらいしかないのです。
どうやら、ピリカが遊んでいるようです。
野生のホッキョクグマは息継ぎで出てきたアザラシを襲って食べています。
野生の本能がうずくのでしょうか?
眺めてみたり、頭をつっこんでみたりと気に入っているようです。
体の毛には水に入ったためにできたような氷がついています。
でも、それだけでこんなに水が減るのでしょうか?
まさか!
水に体ごと入っているのか!!!!
まだ、目撃はしていませんが、穴をよく見るとちょうど良い大きさ?
ピリカも気になっているようです。
私はこの穴も気になりますがその周りの盛り上がりがもっと気になります。
もう少しで、ピリカがお客さんの足に届きそうです。危ないですよね。
1月のふゆの動物園の時に、この場所はピリカと近づけることに気づいた人もいるのではないしょうか?
同じ条件で撮影すると、こんなにアップに写ります。実際はもっと近く感じます。
これでも、開園前日に氷を割って低くしたのですが・・・
今月はもっと気合いを入れて低くします。
ところで、なぜここにこんな穴ができたかというと・・・
バルブが壊れていて、キチンと閉まらず、ちょろちょろと水が出ているからです。
凍らないものですね。
例年であれば、バルブ内で水が凍っている時期なので、水は出ないはずなのですが・・・
バルブ内で凍るので、例年、5月に入らないと、バルブから水を出せません。
プールには普通の蛇口からホースをのばして水をためているのです。
ところで、なぜ、水たまりの水が凍らないのでしょうか?
おかげで、いい遊び場になっているようですが・・・
スコップで探ると、プールの床まで水があります。
少し前までは、たまるばかりでした。
しかし、最近は水が半分くらいしかないのです。
どうやら、ピリカが遊んでいるようです。
野生のホッキョクグマは息継ぎで出てきたアザラシを襲って食べています。
野生の本能がうずくのでしょうか?
眺めてみたり、頭をつっこんでみたりと気に入っているようです。
体の毛には水に入ったためにできたような氷がついています。
でも、それだけでこんなに水が減るのでしょうか?
まさか!
水に体ごと入っているのか!!!!
まだ、目撃はしていませんが、穴をよく見るとちょうど良い大きさ?
この記事のURL|2008-02-03 14:45:44
2008年1月15日(火)
オオタカ
飼育動物×83
このオオタカは昨年9月に浦幌町で保護されたものです。
現在、オオタカ、トビ、チゴハヤブサ、ドバトの4点が入院しています。オオタカとトビはゾウ舎横の総合動物舎に、チゴハヤブサとドバトは動物病院に入院しています。
これらの鳥たちは、病気や傷ついたりしているところを保護されたものです。おびひろ動物園では北海道から傷病鳥獣保護業務を委託されています。街の動物病院からまわってきたものや、大きくて手に負えないものを主に扱っています。
街の動物病院は大きな犬は診察できても野生動物を診察して入院させておくだけの余裕がそれほどありません。大きなワシや人になれていない動物は手に負えないですよね。
しかし、動物園は動物を飼育するにはそれなりのノウハウを持っていますが、野生復帰させる技術はまだまだ発展途上です。飼育するケージがあってもオオタカなどの鳥のリハビリを行う良いケージがないので、野外に放すタイミングや訓練が難しいです。
これまで紹介してきた動物病院とエキノコックスのニホンザル(通称サル舎)、ホッキョクグマの3つが私の担当動物です。出勤日には必ず世話をしています。動物園は365日、休みがありません。でも、そこで働いている職員には休みがあるので、休んでいる職員の担当動物は出勤している他の職員が世話しています(副担当)。私もリスザル、ガンカモ池、マンドリル、ビーバー、ウサギ、シカなどを副担当に持っています。だから、1日5〜6カ所の動物の世話をしています。
開園中はその日の私の仕事手順通りに、運悪く(?)、動物を見てる人がいて、私に何回も会うお客さんがいます。すいません。
現在、オオタカ、トビ、チゴハヤブサ、ドバトの4点が入院しています。オオタカとトビはゾウ舎横の総合動物舎に、チゴハヤブサとドバトは動物病院に入院しています。
これらの鳥たちは、病気や傷ついたりしているところを保護されたものです。おびひろ動物園では北海道から傷病鳥獣保護業務を委託されています。街の動物病院からまわってきたものや、大きくて手に負えないものを主に扱っています。
街の動物病院は大きな犬は診察できても野生動物を診察して入院させておくだけの余裕がそれほどありません。大きなワシや人になれていない動物は手に負えないですよね。
しかし、動物園は動物を飼育するにはそれなりのノウハウを持っていますが、野生復帰させる技術はまだまだ発展途上です。飼育するケージがあってもオオタカなどの鳥のリハビリを行う良いケージがないので、野外に放すタイミングや訓練が難しいです。
これまで紹介してきた動物病院とエキノコックスのニホンザル(通称サル舎)、ホッキョクグマの3つが私の担当動物です。出勤日には必ず世話をしています。動物園は365日、休みがありません。でも、そこで働いている職員には休みがあるので、休んでいる職員の担当動物は出勤している他の職員が世話しています(副担当)。私もリスザル、ガンカモ池、マンドリル、ビーバー、ウサギ、シカなどを副担当に持っています。だから、1日5〜6カ所の動物の世話をしています。
開園中はその日の私の仕事手順通りに、運悪く(?)、動物を見てる人がいて、私に何回も会うお客さんがいます。すいません。
この記事のURL|2008-01-15 12:49:20
2008年1月11日(金)
謎の建物?!
飼育動物×83
チンパンジーからカンガルーに向かって坂を下りていくと左手に青いあみでおおわれた建物があります。なんだろうとのぞき込まれた方も多いのではないでしょうか?
この建物は通称「サル舎」と呼ばれていた建物ですが、古くなり飼育していた動物もいなくなったので閉鎖しています。隣で建築中の「新サル舎(仮称)」にくらべると、とっても対照的ですね。
現在では、こんな看板がかけられて、ニホンザルを2頭飼育しています。以前はもう少しいたのですが、今ではメス2頭になりました。エキノコックス症という病気にかかって薬をのんでいるサルたちです。平成9(1997)年にサル山でニホンザルに病気が確認され、平成10年からこちらでくらしています。
現在は元気にくらしており病気の気配はありません。このまま長生きしてほしいものです。
エキノコックスといえば、人間もかかる病気です。しかし、このサルから人間にかかることはありませんのでご安心下さい。
さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
北海道大学獣医学部寄生虫学教室
北海道
北海道立衛生研究所
この建物は通称「サル舎」と呼ばれていた建物ですが、古くなり飼育していた動物もいなくなったので閉鎖しています。隣で建築中の「新サル舎(仮称)」にくらべると、とっても対照的ですね。
現在では、こんな看板がかけられて、ニホンザルを2頭飼育しています。以前はもう少しいたのですが、今ではメス2頭になりました。エキノコックス症という病気にかかって薬をのんでいるサルたちです。平成9(1997)年にサル山でニホンザルに病気が確認され、平成10年からこちらでくらしています。
現在は元気にくらしており病気の気配はありません。このまま長生きしてほしいものです。
エキノコックスといえば、人間もかかる病気です。しかし、このサルから人間にかかることはありませんのでご安心下さい。
さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
北海道大学獣医学部寄生虫学教室
北海道
北海道立衛生研究所
この記事のURL|2008-01-11 22:49:03
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