ホッキョクグマ(93)
2008年7月14日(月)
タイヤ再び
2008年7月4日(金)
気温によって
2008年6月15日(日)
大事に使ってください!
ホッキョクグマ×93
寝室と外の運動場の間の扉を壊してくれました。あ〜あ、やってくれたよ。
鉄板をはがし始めて、受けに収まらず、おかげで扉が閉まらなくなりました。エサやりの後で扉をガンガンしていたのはそのためです。
さらに、朝の掃除で寝室に閉まった時、室内で左後ろ足の裏をケガしたようです。室内はもとより、外も少し赤くなりました。やんちゃにも程があります、反省してください。
しばらくは別の寝室を使うことになります。
当初より今日投入する予定だったタイヤを昼からいれました。(今日はサル舎オープンの日なのでお客さんもいつもより来てくれるはず。)今度のタイヤは前回よりもかなり大きいです。これで、扉も壊さなくなるだろう。
古いタイヤなので(?)浮きません。沈んだままです。でもそれに向かって、とうっ!
やはり、ちょっと大きいようです。持て余し気味。
そう、今日は新サル舎オープンです。
ぜひご覧下さい。
昨日紹介したカモの親子
今日はヒナが4羽まで減っていました。がんばれ!母さん!
鉄板をはがし始めて、受けに収まらず、おかげで扉が閉まらなくなりました。エサやりの後で扉をガンガンしていたのはそのためです。
さらに、朝の掃除で寝室に閉まった時、室内で左後ろ足の裏をケガしたようです。室内はもとより、外も少し赤くなりました。やんちゃにも程があります、反省してください。
しばらくは別の寝室を使うことになります。
当初より今日投入する予定だったタイヤを昼からいれました。(今日はサル舎オープンの日なのでお客さんもいつもより来てくれるはず。)今度のタイヤは前回よりもかなり大きいです。これで、扉も壊さなくなるだろう。
古いタイヤなので(?)浮きません。沈んだままです。でもそれに向かって、とうっ!
やはり、ちょっと大きいようです。持て余し気味。
そう、今日は新サル舎オープンです。
ぜひご覧下さい。
昨日紹介したカモの親子
今日はヒナが4羽まで減っていました。がんばれ!母さん!
この記事のURL|2008-06-15 17:57:31
2008年5月18日(日)
ハッピ
ホッキョクグマ×93
一昨日の「奇跡の動物園」、ご覧になりましたか?私は3本目にして、初めて見ました。動物園の内情をよく表してますよね。来年はいよいよ映画の公開ですね。ドラマもあるのでしょうか?
一昨日のドラマに出てきたホッキョクグマのハッピ、実はおびひろ動物園のピリカと関係があるんですよ。
ハッピはピリカの大叔母さんになります。(お祖父さんの姉妹)
下図参照
日本国内では、繁殖に一番成功している家系になります。
国内でホッキョクグマの繁殖に初めて成功したのは旭山動物園のシロウとユキで1974年のことでした。その後このペアは数頭繁殖に成功し1979年にピリカのお祖父ちゃんのシロー(旭山ではダイ、別府ではポールと呼ばれていました)、1981年にハッピが生まれています。
シローは別府ワンダーラクテンチでメス(現クーニャ、レオマワールドで飼育中)の間にララとルルを産み、ララは札幌でデナリとの間にピリカを産みました。
シロウとユキから数えてピリカは4世代目(ひ孫)になります。今後、さらに世代を重ねていければいいなと願っています。
そのためには、あと3〜4年後にはお嫁さんを迎えなければなりません。お嫁さんはどこにいるのでしょうか?
実はホッキョクグマの繁殖は飼育下ではなかなかうまくいっていません。21世紀に入ってから2006年末までに国内ではのべ12回の出産で17頭生まれています。しかし、育ったのは円山動物園のデナリとララのペアから生まれたツヨシ(現在は釧路市動物園で飼育中)とピリカだけです。
おびひろ動物園も過去コロとメリーの間に、1974年から1984年の間に8回の出産で11頭生まれていますが、全て失敗に終わっています。
世界的に見てもやはりホッキョクグマの繁殖は順調とは行きません。
みなさんもドイツのホッキョクグマのクヌートとフロッケのニュースをご覧になったことがあると思います。ドイツでも難しいんですね。
野生では地球温暖化の影響で絶滅の危機が迫っています。飼育下では何としてでも絶滅を避けなければなりません。
一昨日のドラマに出てきたホッキョクグマのハッピ、実はおびひろ動物園のピリカと関係があるんですよ。
ハッピはピリカの大叔母さんになります。(お祖父さんの姉妹)
下図参照
日本国内では、繁殖に一番成功している家系になります。
国内でホッキョクグマの繁殖に初めて成功したのは旭山動物園のシロウとユキで1974年のことでした。その後このペアは数頭繁殖に成功し1979年にピリカのお祖父ちゃんのシロー(旭山ではダイ、別府ではポールと呼ばれていました)、1981年にハッピが生まれています。
シローは別府ワンダーラクテンチでメス(現クーニャ、レオマワールドで飼育中)の間にララとルルを産み、ララは札幌でデナリとの間にピリカを産みました。
シロウとユキから数えてピリカは4世代目(ひ孫)になります。今後、さらに世代を重ねていければいいなと願っています。
そのためには、あと3〜4年後にはお嫁さんを迎えなければなりません。お嫁さんはどこにいるのでしょうか?
実はホッキョクグマの繁殖は飼育下ではなかなかうまくいっていません。21世紀に入ってから2006年末までに国内ではのべ12回の出産で17頭生まれています。しかし、育ったのは円山動物園のデナリとララのペアから生まれたツヨシ(現在は釧路市動物園で飼育中)とピリカだけです。
おびひろ動物園も過去コロとメリーの間に、1974年から1984年の間に8回の出産で11頭生まれていますが、全て失敗に終わっています。
コロの頭骨
残念ながら死亡した子ども
残念ながら死亡した子ども
世界的に見てもやはりホッキョクグマの繁殖は順調とは行きません。
みなさんもドイツのホッキョクグマのクヌートとフロッケのニュースをご覧になったことがあると思います。ドイツでも難しいんですね。
野生では地球温暖化の影響で絶滅の危機が迫っています。飼育下では何としてでも絶滅を避けなければなりません。
この記事のURL|2008-05-18 16:33:32
2008年4月5日(土)
プールの水交換、できず、、、
ホッキョクグマ×93
氷の塊のある南側プール、氷を溶かす意味と汚れてきた水を換えるのに水を抜きました。
すると、ピリカは氷が割れているすき間に、ごそごそとすっぽりと入り込んで奥の柔らかくなった氷を手でかいて格闘を始めました。
なかなか止めようとしないので、プール掃除を止めました。
急ぐ仕事でもないしね・・・
楽しんでください。
さて、昨日本文中に登場した新サル舎、写真がなかったので載せます。
現在はこんな感じで、かなり出来上がってきました。
昨日で映画「旭山動物園物語」の撮影が終わり、いらなくなった旭山動物園の門の撤去が始まりました。明日には完全に元通りになっていることでしょう。
4月1日に新規採用された学芸員と獣医師の2人は、新人研修が終わり本日より職場に勤務が始まりました。
いつみても新人さんはフレッシュでやる気に満ちあふれていて、私の忘れていた初心を思い起こさせてくれます。
本日は午後から2人で解剖を行ってもらいました。
初めて見る動物の体に夢中に取り組んでいました。
がんばってください。
すると、ピリカは氷が割れているすき間に、ごそごそとすっぽりと入り込んで奥の柔らかくなった氷を手でかいて格闘を始めました。
なかなか止めようとしないので、プール掃除を止めました。
急ぐ仕事でもないしね・・・
楽しんでください。
さて、昨日本文中に登場した新サル舎、写真がなかったので載せます。
現在はこんな感じで、かなり出来上がってきました。
昨日で映画「旭山動物園物語」の撮影が終わり、いらなくなった旭山動物園の門の撤去が始まりました。明日には完全に元通りになっていることでしょう。
4月1日に新規採用された学芸員と獣医師の2人は、新人研修が終わり本日より職場に勤務が始まりました。
いつみても新人さんはフレッシュでやる気に満ちあふれていて、私の忘れていた初心を思い起こさせてくれます。
本日は午後から2人で解剖を行ってもらいました。
初めて見る動物の体に夢中に取り組んでいました。
がんばってください。
この記事のURL|2008-04-05 20:26:34