2017年1月15日(日)
体重測定
ヒツジ姉さん×60
みんなー!こんにちはー!!
ルカやでー!!
今日は、ちびっこふぁーむのみんなの体重を量る日やってん。
25㎏やったー!増えた!!
うち、いい子にしててんで?
めっちゃえらいやろ?
でも、1人でかかえれんのはうちだけやねんて。
ほんま情けないわー
ほぼ同い年のピノちゃんやけど、ピノちゃんは44㎏。
ピノちゃん足長いもんなー。
シュッとしててうらやましいわぁ。
わたちゃんも量ってもらってんけど、わたちゃんイヤイヤして飼育員のお兄さんふっ飛ばしてたんやで!
めっちゃすごくない?
さすが74㎏やわぁ。
いつか追い越したんねん!
ヤギのおばちゃんたちや、ぴっくーおじいちゃんも量ってもらってたみたい!
みんなちょっとずつ増えてる感じでいいねって獣医さんのお姉さんにもほめてもらってんで!
今日はいっぱい遊んで疲れたわぁー
見に来てくれたみんな、ほんまありがとうな!
ルカやでー!!
今日は、ちびっこふぁーむのみんなの体重を量る日やってん。
25㎏やったー!増えた!!
うち、いい子にしててんで?
めっちゃえらいやろ?
でも、1人でかかえれんのはうちだけやねんて。
ほんま情けないわー
ほぼ同い年のピノちゃんやけど、ピノちゃんは44㎏。
ピノちゃん足長いもんなー。
シュッとしててうらやましいわぁ。
わたちゃんも量ってもらってんけど、わたちゃんイヤイヤして飼育員のお兄さんふっ飛ばしてたんやで!
めっちゃすごくない?
さすが74㎏やわぁ。
いつか追い越したんねん!
ヤギのおばちゃんたちや、ぴっくーおじいちゃんも量ってもらってたみたい!
みんなちょっとずつ増えてる感じでいいねって獣医さんのお姉さんにもほめてもらってんで!
今日はいっぱい遊んで疲れたわぁー
見に来てくれたみんな、ほんまありがとうな!
この記事のURL|2017-01-15 17:23:30
2017年1月6日(金)
クジャクのおはなし
あけましておめでとうございます。
今年もおびひろ動物園をよろしくお願いします。
2017年は酉年!!ということで、鳥が主役になれる12年に1度の大チャンスです。
テレビや新聞などで何度か取り上げていただいたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
どういうわけか、オスだけしか持っていないはずのかざり羽が生えてきた、メスのクジャク「オカアサン」
昨年の1月に発見してから一年が経ちました。
2016/1/27(発見当日)
手前:オカアサン♀(足に黄色のリング)
奥:ピィちゃん♀(足に緑のリング)
当時、連日とても寒くて、クジャクたちを外に出してあげられない日が続いていました。
オカアサンはお気に入りの一番高い止まり木でずっと休んでいたのですが、(お恥ずかしい話ですが)私はすごくチビなので、オカアサンの背中側が全く見えず、おそらくこの写真を撮ったときも、生え始めてからしばらく経っているように思われます。
2015/4/22
右:オカアサン♀
左:ピィちゃん♀
この頃はまだごくごく普通の容姿でした。
かざり羽を発見する前から薄々、オカアサンはピィちゃんに比べてお腹の色が白っぽいし、首の色も鮮やかだよな~と思っていたのですが、まさかこんなに激変するとは…。
首元・背中・翼の色の変化の様子です。
2016/2/16
2016/4/1
2016/6/9
手前:オカアサン
奥:ピィちゃん
2016/8/13
見た目が変わっても、オトウサン♂(右)はオカアサン(左)のことがやっぱり大好きなようです。健気…
2016/9/20
繁殖期が終わり、オトウサン(中央)のかざり羽が全て抜けました。
一方、オカアサン(左)のかざり羽はぐんぐん伸び続けています。
2016/11/04
左:オカアサン
右:オトウサン
興味深いのが、オカアサンのかざり羽は、新たに生えてきたわけではなく、元々生えている茶色い羽根が鮮やかな色へと変化している、と思われることです。
2016/2/1 オカアサンの背中
ブレてしまったので見えづらいですが、羽根の先端(オスでいう“目玉模様”にあたる部分)だけが束になっていて、残りの部分はパラパラとほぐれています。
羽根の色も茶と緑が混ざっている状態です。
そしてもうひとつ、
クジャクは繁殖期、オス同士が出会うとメスをめぐって闘争になるのですが、
昨年の繁殖期、すっかりオスの容姿になったオカアサンに対して、オトウサンはかざり羽を広げて一昨年と同じように熱烈に求愛していました。
クジャク同士は見た目で異性を見分けているわけではないのか?
それともこの2羽はずっと一緒に暮らしてきたから、見た目以外にお互いを判断する何かがあるのか?
そもそも見た目で判断しているわけではないのなら、オスは敵に見つかりやすくなるリスクを犯してまで派手な羽を保つ必要はないのでは…?
等々考えたりしまして、動物の生命の不思議って面白いなと驚かされます。
畜大の学生さんに協力していただいて検査をしたりもしたのですが、原因はおそらく卵巣が萎縮しホルモンのバランスが乱れているのではないかと推測しています。
過去の記録が残っていないのですが、オカアサンは推定16歳以上で、飼育下の平均寿命が20年程度といわれているインドクジャクの中では高齢の部類に入ります。
人間でいう更年期のようなものなのかなと考えていますが、オカアサン本人はいたって元気でエサも良く食べているので、このままよく観察しながら見守りたいと思います。
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
クジャク担当者でした。
今年もおびひろ動物園をよろしくお願いします。
2017年は酉年!!ということで、鳥が主役になれる12年に1度の大チャンスです。
テレビや新聞などで何度か取り上げていただいたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
どういうわけか、オスだけしか持っていないはずのかざり羽が生えてきた、メスのクジャク「オカアサン」
昨年の1月に発見してから一年が経ちました。
2016/1/27(発見当日)
手前:オカアサン♀(足に黄色のリング)
奥:ピィちゃん♀(足に緑のリング)
当時、連日とても寒くて、クジャクたちを外に出してあげられない日が続いていました。
オカアサンはお気に入りの一番高い止まり木でずっと休んでいたのですが、(お恥ずかしい話ですが)私はすごくチビなので、オカアサンの背中側が全く見えず、おそらくこの写真を撮ったときも、生え始めてからしばらく経っているように思われます。
2015/4/22
右:オカアサン♀
左:ピィちゃん♀
この頃はまだごくごく普通の容姿でした。
かざり羽を発見する前から薄々、オカアサンはピィちゃんに比べてお腹の色が白っぽいし、首の色も鮮やかだよな~と思っていたのですが、まさかこんなに激変するとは…。
首元・背中・翼の色の変化の様子です。
2016/2/16
2016/4/1
2016/6/9
手前:オカアサン
奥:ピィちゃん
2016/8/13
見た目が変わっても、オトウサン♂(右)はオカアサン(左)のことがやっぱり大好きなようです。健気…
2016/9/20
繁殖期が終わり、オトウサン(中央)のかざり羽が全て抜けました。
一方、オカアサン(左)のかざり羽はぐんぐん伸び続けています。
2016/11/04
左:オカアサン
右:オトウサン
興味深いのが、オカアサンのかざり羽は、新たに生えてきたわけではなく、元々生えている茶色い羽根が鮮やかな色へと変化している、と思われることです。
2016/2/1 オカアサンの背中
ブレてしまったので見えづらいですが、羽根の先端(オスでいう“目玉模様”にあたる部分)だけが束になっていて、残りの部分はパラパラとほぐれています。
羽根の色も茶と緑が混ざっている状態です。
そしてもうひとつ、
クジャクは繁殖期、オス同士が出会うとメスをめぐって闘争になるのですが、
昨年の繁殖期、すっかりオスの容姿になったオカアサンに対して、オトウサンはかざり羽を広げて一昨年と同じように熱烈に求愛していました。
クジャク同士は見た目で異性を見分けているわけではないのか?
それともこの2羽はずっと一緒に暮らしてきたから、見た目以外にお互いを判断する何かがあるのか?
そもそも見た目で判断しているわけではないのなら、オスは敵に見つかりやすくなるリスクを犯してまで派手な羽を保つ必要はないのでは…?
等々考えたりしまして、動物の生命の不思議って面白いなと驚かされます。
畜大の学生さんに協力していただいて検査をしたりもしたのですが、原因はおそらく卵巣が萎縮しホルモンのバランスが乱れているのではないかと推測しています。
過去の記録が残っていないのですが、オカアサンは推定16歳以上で、飼育下の平均寿命が20年程度といわれているインドクジャクの中では高齢の部類に入ります。
人間でいう更年期のようなものなのかなと考えていますが、オカアサン本人はいたって元気でエサも良く食べているので、このままよく観察しながら見守りたいと思います。
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
クジャク担当者でした。
この記事のURL|2017-01-06 17:11:43
2016年12月25日(日)
アイラ、お誕生日おめでとう!
ホッキョクグマ×93
メリークリスマス!
今日、12月25日は
ホッキョクグマのアイラの誕生日です!
今日で6歳になりました。
誕生日ということで
毎年恒例の特別給餌を行いました!
こちらをご覧ください。
左側にあるのが、鳥のモモ肉で作ったケーキです。
ロウソクに見立ててニンジンが6本立ってますね!
右側にあるのが、牛肉で作った氷のケーキです。
氷のケーキ、少し白くぼけてしまっていますが、
お肉の部分をよく見ると…
アイラ 6 と書かれています!
ホッキョクグマ担当の方が真心こめて作った肉文字です。
営繕班長さんが皆さんにも分かるようにと、画像を編集してくださいました。ありがとうございます<(_ _*)>
6歳も素敵な1年になるといいね、アイラ。
今日、12月25日は
ホッキョクグマのアイラの誕生日です!
今日で6歳になりました。
誕生日ということで
毎年恒例の特別給餌を行いました!
こちらをご覧ください。
左側にあるのが、鳥のモモ肉で作ったケーキです。
ロウソクに見立ててニンジンが6本立ってますね!
右側にあるのが、牛肉で作った氷のケーキです。
氷のケーキ、少し白くぼけてしまっていますが、
お肉の部分をよく見ると…
アイラ 6 と書かれています!
ホッキョクグマ担当の方が真心こめて作った肉文字です。
営繕班長さんが皆さんにも分かるようにと、画像を編集してくださいました。ありがとうございます<(_ _*)>
6歳も素敵な1年になるといいね、アイラ。
この記事のURL|2016-12-25 19:15:12
2016年12月17日(土)
寒くても元気!
こんにちは、駱馬師匠です。
今日のように氷点下15度を下回ると寒さで耳がじんわり痛くなってくるので、耳が痛いと
「ああ、マイナス15度以下なのか」と季節をひしひしと感じながら作業しています。
こんな寒さに負けず走り回っていたのが11月28日に動物園にやってきたラマの梅ノ輔。
飼育員ブログ初登場です。
着た当初は初めての環境に戸惑うばかりで、落ち葉が落ちてくるとびっくりして走り回り、園内に住み着いているリスが横切ってはびっくりして走り回っていました。
今では大分落ち着いて、おびひろ動物園で迎える初めての冬を満喫中。雪を食べたと思えば、雪かきで作った小山に突進してハイテンションになったりしています。
↑突進によって穴だらけになった小山。これからどんどん壊されていく。
11日に生まれて6か月になった梅ノ輔。生後半年ですが体の大きさは実のお姉さんである小梅の半分くらいで、これからみるみるうちに大きくなってすぐに小梅に並ぶでしょう。
ゴロンゴロンと横になって体中を茶色にしながら砂浴びをするのが好きなラマですが、この時期は雪のため砂浴びができず真っ白い毛を保っています。
白無垢な?状態の梅ノ輔を見られるのは冬季開園時のみなので、是非お越しください!
今日のように氷点下15度を下回ると寒さで耳がじんわり痛くなってくるので、耳が痛いと
「ああ、マイナス15度以下なのか」と季節をひしひしと感じながら作業しています。
こんな寒さに負けず走り回っていたのが11月28日に動物園にやってきたラマの梅ノ輔。
飼育員ブログ初登場です。
着た当初は初めての環境に戸惑うばかりで、落ち葉が落ちてくるとびっくりして走り回り、園内に住み着いているリスが横切ってはびっくりして走り回っていました。
今では大分落ち着いて、おびひろ動物園で迎える初めての冬を満喫中。雪を食べたと思えば、雪かきで作った小山に突進してハイテンションになったりしています。
↑突進によって穴だらけになった小山。これからどんどん壊されていく。
11日に生まれて6か月になった梅ノ輔。生後半年ですが体の大きさは実のお姉さんである小梅の半分くらいで、これからみるみるうちに大きくなってすぐに小梅に並ぶでしょう。
ゴロンゴロンと横になって体中を茶色にしながら砂浴びをするのが好きなラマですが、この時期は雪のため砂浴びができず真っ白い毛を保っています。
白無垢な?状態の梅ノ輔を見られるのは冬季開園時のみなので、是非お越しください!
この記事のURL|2016-12-17 17:23:26
2016年12月11日(日)
寝相のお話
アメリカの方がバイソンのことを「バッファロー」と呼ぶことに異議を唱える駱馬師匠です。
正式にはバッファローは『水牛』、バイソンは『バイソン』なんですけどね。
スポットガイドでちまちま主張していきたいと思います。
そんな今日は1頭のバイソンについて。
おびひろ動物園で飼育しているドルトンは調べた限り北海道唯一のオスのバイソン。
ふさふさの風貌とのんびりした性格はバイソンの正担当である私に大好評です。
ところで、ステッファーやメアリー、通常時のドルトンは休む時・寝るときにこんな体勢になります。
四足歩行の動物では普通の体勢ですね。
これがお客さんもおらず油断しきったとき、ドルトンはこんな体勢で寝るのです。
ベテラン飼育員の上司が「死んでるのかと思った」と呟くくらいの四肢の投げ出しっぷり。
おととい、こんな真冬に
・四肢投げ出して爆睡
・口開けっ放し
・目を開けたと思ったら角度の関係で白目
というドルトンを見つけたときは写真撮るのを忘れて慌てて駆け寄ったのですが、近づくと「どうしたの」という表情で起き上がって見てくる始末。
なに神々しくなってるんだ、と一ツッコミ入れずにはいられない午後の飼育作業でした。
正式にはバッファローは『水牛』、バイソンは『バイソン』なんですけどね。
スポットガイドでちまちま主張していきたいと思います。
そんな今日は1頭のバイソンについて。
おびひろ動物園で飼育しているドルトンは調べた限り北海道唯一のオスのバイソン。
ふさふさの風貌とのんびりした性格はバイソンの正担当である私に大好評です。
ところで、ステッファーやメアリー、通常時のドルトンは休む時・寝るときにこんな体勢になります。
四足歩行の動物では普通の体勢ですね。
これがお客さんもおらず油断しきったとき、ドルトンはこんな体勢で寝るのです。
ベテラン飼育員の上司が「死んでるのかと思った」と呟くくらいの四肢の投げ出しっぷり。
おととい、こんな真冬に
・四肢投げ出して爆睡
・口開けっ放し
・目を開けたと思ったら角度の関係で白目
というドルトンを見つけたときは写真撮るのを忘れて慌てて駆け寄ったのですが、近づくと「どうしたの」という表情で起き上がって見てくる始末。
なに神々しくなってるんだ、と一ツッコミ入れずにはいられない午後の飼育作業でした。
この記事のURL|2016-12-11 18:01:04