2008年2月9日(土)
人気のエサタイム
飼育係2×237
今日は、冬の臨時開園でした。
開園中は うれしいことにお客さんがきてくれます。
さらにうれしいことに今日はたくさんお客さんがきてくれました!!
飼育係としては、きていただいたお客さんに より動物のことを知っていただけるよう
また、動きのある動物を見ていただけるよう
「エサタイム」や「スポットガイド」を開園中はおこないます。
中でも 人気なのは、やはり「ホッキョクグマのエサタイム」です。
ホッキョクグマはいつも、担当者である「飼育係1」の方がブログでは取り扱っていますが
今日はすこし趣向を変えて、主役を『1人と1頭』にしておおくりします。
ホッキョクグマのエサタイムもただエサをやればいいという訳ではなく
まずは、ホッキョクグマ舎のお掃除です。
『掃除』といっても、掃除機や、ホウキを使うのではなく
冬の間の掃除には、鉄のスコップや、ツルハシを使います!
そして、階段がなるべくすべらないようにツルハシで「コツ コツ」と
氷を割って歩きやすいようにもします。
掃除が終わったら、やっとエサのセットをします。
来て頂いた お客さん全員が見られるように、
エサのお肉などを色々なところに置きます。
そして、お客さんを待たせないため、たまには上から投げます。
お魚も、置きます。
高いところや、「ピリカ(ホッキョクグマの名前)」に取りづらいところにも置いたりします
これは、動物に色々な動きを与えたり、エサをとる楽しみを動物に与えることにもなるのです。
そして、準備がととのったら・・・ ピリカの登場です!!
見出しの写真に載せた、高いところのお肉取れるかな?
実は、今のピリカには簡単です。しっかりくわえる事ができました。
そして、エサをとったピリカは少し誇らしげに歩きました。
とった後は、しっかり前足で押さえつけ、とても美味しそうにお肉を食べます。
その間も、担当者はピリカを見ているお客さんたちの後ろから「ホッキョクグマ」や
ここにいるピリカ個人(?)のことについてのお話をしてます。
実は、、この「エサタイム」にも 飼育係には悩みがあります。
それは、見る側の お客さんたちには関係の無いことなのですが
「エサタイムを、動物の『芸』や『ショー』だと思われたくない」という悩みです。
見ている側に違いはなくても、飼育係にとってはとても重要な悩みなのです。
「エサタイム」や「スポットガイド」はお客さんに楽しんで学習してもらうのが目的なのですが、
ひとつ間違うと、動物たちをただの「見世物」にしてしまいかねません。
地球温暖化をよく耳にする 今の時代に、動物園がある意味
動物たちを飼育することにより
「楽しい」以上の事を作り出していかなくてはいけない・・・と
いつも飼育係は頭を悩ましているのです。
開園中は うれしいことにお客さんがきてくれます。
さらにうれしいことに今日はたくさんお客さんがきてくれました!!
飼育係としては、きていただいたお客さんに より動物のことを知っていただけるよう
また、動きのある動物を見ていただけるよう
「エサタイム」や「スポットガイド」を開園中はおこないます。
中でも 人気なのは、やはり「ホッキョクグマのエサタイム」です。
ホッキョクグマはいつも、担当者である「飼育係1」の方がブログでは取り扱っていますが
今日はすこし趣向を変えて、主役を『1人と1頭』にしておおくりします。
ホッキョクグマのエサタイムもただエサをやればいいという訳ではなく
まずは、ホッキョクグマ舎のお掃除です。
『掃除』といっても、掃除機や、ホウキを使うのではなく
冬の間の掃除には、鉄のスコップや、ツルハシを使います!
そして、階段がなるべくすべらないようにツルハシで「コツ コツ」と
氷を割って歩きやすいようにもします。
掃除が終わったら、やっとエサのセットをします。
来て頂いた お客さん全員が見られるように、
エサのお肉などを色々なところに置きます。
そして、お客さんを待たせないため、たまには上から投げます。
お魚も、置きます。
高いところや、「ピリカ(ホッキョクグマの名前)」に取りづらいところにも置いたりします
これは、動物に色々な動きを与えたり、エサをとる楽しみを動物に与えることにもなるのです。
そして、準備がととのったら・・・ ピリカの登場です!!
見出しの写真に載せた、高いところのお肉取れるかな?
実は、今のピリカには簡単です。しっかりくわえる事ができました。
そして、エサをとったピリカは少し誇らしげに歩きました。
とった後は、しっかり前足で押さえつけ、とても美味しそうにお肉を食べます。
その間も、担当者はピリカを見ているお客さんたちの後ろから「ホッキョクグマ」や
ここにいるピリカ個人(?)のことについてのお話をしてます。
実は、、この「エサタイム」にも 飼育係には悩みがあります。
それは、見る側の お客さんたちには関係の無いことなのですが
「エサタイムを、動物の『芸』や『ショー』だと思われたくない」という悩みです。
見ている側に違いはなくても、飼育係にとってはとても重要な悩みなのです。
「エサタイム」や「スポットガイド」はお客さんに楽しんで学習してもらうのが目的なのですが、
ひとつ間違うと、動物たちをただの「見世物」にしてしまいかねません。
地球温暖化をよく耳にする 今の時代に、動物園がある意味
動物たちを飼育することにより
「楽しい」以上の事を作り出していかなくてはいけない・・・と
いつも飼育係は頭を悩ましているのです。
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