2008227(水)

ラクダのコブは・・


ラクダのコブは・・

ラクダのオス『ボス』のコブが少し傾いてきました。


ラクダのコブの中には「脂肪」が詰まっていて、砂漠で食べ物が無いときには

このコブの中の脂肪を、少しづつ消費して生活します。


ラクダにとってコブは、

私たちで言う「お弁当」のようなものだと思っていただけるとわかりやすいと思います。

 
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動物園では、もちろんエサは毎日きちんと与えてます。

なのにコブが倒れるのはなぜでしょう??


それは、この時期になるとこの「ボス」はほとんどエサを食べなくなってしまうからです!

冬の、ちょうど今頃はラクダにとっては「繁殖期」になります。


今年はメスがいますが、メスがくるその前からも

毎年この「繁殖期」をむかえると、ほとんどエサを食べなくなっていました。


その結果、

毎日、少しづつコブの中の脂肪を消費して・・・

 
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今では、こんなにも傾いてしまいました。



ですが、毎年のことなのであわててはいないんですけどね。



毎年、冬に傾いて、春になってエサを食べだしてから、

また少しづつコブが起きてくる、というサイクルを繰り返してきました。


ちなみに、メスは・・・

 
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こんな感じで年中ペタッとたれてます。


動物園で飼育されているラクダの中には

「脂肪を蓄える必要なんてないんだ」と、自分で思うのか、

コブに脂肪を蓄えないものもいるようで、

同じラクダでも、一頭一頭の個体差があるのです。


動物に使うのはおかしい言葉かもしれませんが・・・


ラクダだけではなく、

どんな動物もみんなそれぞれ「個性」を持ってるんです。


 
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