2008年3月11日(火)
にぼし さがし
飼育係2×237
今日も、またまた「アライグマ」です。
ラクダと同じく、私の担当動物なので、登場回数が多くなってしまいます。
(アライグマが嫌いの方が いましたら申し訳ありません・・)
アライグマは、基本的に 「食いしん坊」 です。
なので、「にぼし」を与えると いつも「ボリボリ」と食べてくれます。
(最初の写真です)
ですが、ここで ひと手間。
せっかくの りっぱな「にぼし」を粉々にします。
そして、アライグマの周りにばらまきます。
そうすると、アライグマは あたりを一生懸命さがしだします。
下から・・
上まで・・
一見、イジワルをしているように見えるかもしれませんが、
これは、「エサを採る楽しみ」を アライグマに
少しでも感じてもらうためにしています。
アライグマに限らず、野生で動物たちが活動しているとき、
動物たちは その時間の ほとんどをエサを探すことに費やします。
ですが、動物園で飼育している動物たちは、
野生動物でありながら、私たちが エサを 与えられます。
これによってほとんどエサを探すことなく エサを 食べられるのですが、
この「探すことなく」が動物たちにとっての
『ストレス』になってしまうのです。
私たち『人』は、ストレスになるほどの 自由な時間があれば、
なんらかの レジャーや、スポーツ、読書 などにその時間を使えます。
でも、動物たちには その手段はないのです・・
エサ待っているだけ・・・
そのことがどれくらいの ストレス になるのか、
それは、動物になってみないとわかりませんが・・・
そんなのは やっぱり嫌ですよね。
なので、この 「にぼし」 を使って、少しでもエサを探す時間を増やして
ストレスを 減らしてもらおうと 粉々にしてばらまきます。
ここの部屋の広さでは ちょっと大き目の 「にぼし」 は
すぐに見つけてしまうのですが・・
粉のようになった にぼし を 暗くなってからでも探してほしいな、と
期待しながら 今日も にぼしを 粉々にしてきました。
ちなみに、水が凍らない時期は 「たらい」 などに水をはり
その中に、エサ と 色々な大きさの石 を入れる工夫をしています。
(左側がオスで、右側がメスになります)
どちらも、最近耳にする「エンリッチメント」と
胸を張ってよべるようなものでもありませんが、
工事をしたり、お金をかけなくても、
動物たちのために 今 何かできることはないかと、
毎日 動物たちを見ながら考えます。
ラクダと同じく、私の担当動物なので、登場回数が多くなってしまいます。
(アライグマが嫌いの方が いましたら申し訳ありません・・)
アライグマは、基本的に 「食いしん坊」 です。
なので、「にぼし」を与えると いつも「ボリボリ」と食べてくれます。
(最初の写真です)
ですが、ここで ひと手間。
せっかくの りっぱな「にぼし」を粉々にします。
そして、アライグマの周りにばらまきます。
そうすると、アライグマは あたりを一生懸命さがしだします。
下から・・
上まで・・
一見、イジワルをしているように見えるかもしれませんが、
これは、「エサを採る楽しみ」を アライグマに
少しでも感じてもらうためにしています。
アライグマに限らず、野生で動物たちが活動しているとき、
動物たちは その時間の ほとんどをエサを探すことに費やします。
ですが、動物園で飼育している動物たちは、
野生動物でありながら、私たちが エサを 与えられます。
これによってほとんどエサを探すことなく エサを 食べられるのですが、
この「探すことなく」が動物たちにとっての
『ストレス』になってしまうのです。
私たち『人』は、ストレスになるほどの 自由な時間があれば、
なんらかの レジャーや、スポーツ、読書 などにその時間を使えます。
でも、動物たちには その手段はないのです・・
エサ待っているだけ・・・
そのことがどれくらいの ストレス になるのか、
それは、動物になってみないとわかりませんが・・・
そんなのは やっぱり嫌ですよね。
なので、この 「にぼし」 を使って、少しでもエサを探す時間を増やして
ストレスを 減らしてもらおうと 粉々にしてばらまきます。
ここの部屋の広さでは ちょっと大き目の 「にぼし」 は
すぐに見つけてしまうのですが・・
粉のようになった にぼし を 暗くなってからでも探してほしいな、と
期待しながら 今日も にぼしを 粉々にしてきました。
ちなみに、水が凍らない時期は 「たらい」 などに水をはり
その中に、エサ と 色々な大きさの石 を入れる工夫をしています。
(左側がオスで、右側がメスになります)
どちらも、最近耳にする「エンリッチメント」と
胸を張ってよべるようなものでもありませんが、
工事をしたり、お金をかけなくても、
動物たちのために 今 何かできることはないかと、
毎日 動物たちを見ながら考えます。
コメント |
このブログはコメントを受け付けていません