2008年4月2日(水)
「かわいい」 は人の武器
飼育係2×11
写真で見ると、大きなこの ウサギ、、実際に見ると・・
もっと大きいです!!
このウサギは 「 フレミッシュジャイアント 」 という種類のウサギで、
この 「 フレミッシュジャイアント 」 は 『 フランスの巨人 』
という意味です。
上の写真は メスの 写真で、
そして、下の写真が オスの フレミッシュジャイアントです。
2匹とも、去年の6月に 札幌の円山動物園からやってきました。
現在の体重は 今年の2月6日に、
メスで 6キロ、オスは 5.9キロで、
一般的な 「 飼いウサギ 」 と比べると とても大きく感じます。
そして、こちらは 一般的な飼いウサギ、
「 ミニウサギ 」の子供たちです。
去年の9月と 10月に生まれた子ウサギたちが 集団で暮らしています。
小さな子ウサギ達が ぴょんぴょんと飛び回る姿は
見ていて とても癒されます。
「 ジャイアント 」 と 「 ミニ 」 の ウサギの大きさの違いは
後ろの ワラなどの大きさを 参考にして見ていただくと、
なんとなく見えてくるでしょうか?
「 ミニ 」の生まれた当時は、今より もっと小さかったのですが、
すぐに すくすくと 大きくなりました。
このウサギたちは おびひろ動物園で飼育していますが、
野生動物ではなく、ペットの動物たちです。
そして、反対に おびひろ動物園には
飼育をしていない 野生動物たちもたくさんいます。
その代表格の 「 エゾリス 」 です。
冬の間は、ほとんど足あと ばかりでしたが、
春になると 頻繁にその姿を見せてくれるようになりました。
そして、こちらは 「 トビ 」 です。
青空を ゆっくりと飛び続ける その姿はとても優雅です。
そして、たまには 野生の鳥が 保護されてきます。
こちらは 「 キレンジャク 」 です。
この 「 キレンジャク 」 実は、初めて間近で見たのですが、
とっても 綺麗な姿をしています。
ほんとうは、保護鳥獣は 飼育係1の ナワバリなのですが、
あまりの 綺麗な姿に負けて、ちょっとおじゃましてきました。
細かくキメの整った羽に、
鮮やかな色、
そして、翼の先にも かわった模様が。
ところで、『ペット』 と 『 野生動物 』 この ふたつ の間にある
大きな違いとは、なんでしょうか??
それは、やっぱり 人間のかかわり方の違いだと思います。
「 ペット 」 といわれるほとんどの動物の生存には、
私たち 人間がかかわっています。
そして、私たちが飼いやすく、そして姿が可愛く、性格まで可愛い、
最近のペットは、そんなように
「 かわいい 」 ことを基準にしてその遺伝子が残ってきています。
反対に
「 野生動物 」 は、自然の中で自分たちの力だけで生存しています。
私たち 人間とのかかわりは その生存を脅かす場合がほとんどです。
そして、強く、早く、丈夫で、より体の能力の高いものしか、
自然の中では、その遺伝子を残してはいけません。
どんなに 可愛い野生動物がいても、、 その動物は
「 かわいい 」 ことを武器にして生き残っているわけではありません。
そして、必ずといっていいほど どこかに
『 凄い 』 といえる能力を持っているものなのです。
なので、私は 飼育係として、
ペットのことは 『 かわいい! 』 と、感じたまま伝えて、
野生動物のことは たとえ かわいい と思っていても・・
まずは、野生動物としての能力をお伝えして、
『 凄い! 』 と、伝えるようにしています。
かわいい動物を前面に出して より多くの人に見てもらう・・
かわいいペットを作り出して 広めていく・・
私も より多くの人に見てもらうために かわいい写真をよく使いますが、、
『 かわいい 』 を意図的に利用するのは、私たち人間だけなんですよね。
もっと大きいです!!
このウサギは 「 フレミッシュジャイアント 」 という種類のウサギで、
この 「 フレミッシュジャイアント 」 は 『 フランスの巨人 』
という意味です。
上の写真は メスの 写真で、
そして、下の写真が オスの フレミッシュジャイアントです。
2匹とも、去年の6月に 札幌の円山動物園からやってきました。
現在の体重は 今年の2月6日に、
メスで 6キロ、オスは 5.9キロで、
一般的な 「 飼いウサギ 」 と比べると とても大きく感じます。
そして、こちらは 一般的な飼いウサギ、
「 ミニウサギ 」の子供たちです。
去年の9月と 10月に生まれた子ウサギたちが 集団で暮らしています。
小さな子ウサギ達が ぴょんぴょんと飛び回る姿は
見ていて とても癒されます。
「 ジャイアント 」 と 「 ミニ 」 の ウサギの大きさの違いは
後ろの ワラなどの大きさを 参考にして見ていただくと、
なんとなく見えてくるでしょうか?
「 ミニ 」の生まれた当時は、今より もっと小さかったのですが、
すぐに すくすくと 大きくなりました。
このウサギたちは おびひろ動物園で飼育していますが、
野生動物ではなく、ペットの動物たちです。
そして、反対に おびひろ動物園には
飼育をしていない 野生動物たちもたくさんいます。
その代表格の 「 エゾリス 」 です。
冬の間は、ほとんど足あと ばかりでしたが、
春になると 頻繁にその姿を見せてくれるようになりました。
そして、こちらは 「 トビ 」 です。
青空を ゆっくりと飛び続ける その姿はとても優雅です。
そして、たまには 野生の鳥が 保護されてきます。
こちらは 「 キレンジャク 」 です。
この 「 キレンジャク 」 実は、初めて間近で見たのですが、
とっても 綺麗な姿をしています。
ほんとうは、保護鳥獣は 飼育係1の ナワバリなのですが、
あまりの 綺麗な姿に負けて、ちょっとおじゃましてきました。
細かくキメの整った羽に、
鮮やかな色、
そして、翼の先にも かわった模様が。
ところで、『ペット』 と 『 野生動物 』 この ふたつ の間にある
大きな違いとは、なんでしょうか??
それは、やっぱり 人間のかかわり方の違いだと思います。
「 ペット 」 といわれるほとんどの動物の生存には、
私たち 人間がかかわっています。
そして、私たちが飼いやすく、そして姿が可愛く、性格まで可愛い、
最近のペットは、そんなように
「 かわいい 」 ことを基準にしてその遺伝子が残ってきています。
反対に
「 野生動物 」 は、自然の中で自分たちの力だけで生存しています。
私たち 人間とのかかわりは その生存を脅かす場合がほとんどです。
そして、強く、早く、丈夫で、より体の能力の高いものしか、
自然の中では、その遺伝子を残してはいけません。
どんなに 可愛い野生動物がいても、、 その動物は
「 かわいい 」 ことを武器にして生き残っているわけではありません。
そして、必ずといっていいほど どこかに
『 凄い 』 といえる能力を持っているものなのです。
なので、私は 飼育係として、
ペットのことは 『 かわいい! 』 と、感じたまま伝えて、
野生動物のことは たとえ かわいい と思っていても・・
まずは、野生動物としての能力をお伝えして、
『 凄い! 』 と、伝えるようにしています。
かわいい動物を前面に出して より多くの人に見てもらう・・
かわいいペットを作り出して 広めていく・・
私も より多くの人に見てもらうために かわいい写真をよく使いますが、、
『 かわいい 』 を意図的に利用するのは、私たち人間だけなんですよね。
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