2008419(土)

ヤギ と ヤギ


ヤギ と ヤギ

ヤギファンの みなさまお待たせしました!
  ( 待っていた方は、いないかもしれませんが・・)

やっと、オスヤギたちの登場です。
( でも、本当に待ってていただいた方、お待たせしてすみません・・)

まずは、ヤギたちの 紹介から。

とても長くてりっぱな角をもつ 「 トカチ 」 です。

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メスの 「 すず 」 と同じように 盛岡の動物園で
1998年 4月に 生まれて、
「 すず 」 と一緒に 2001年 3月 11日 に
おびひろ動物園にやってきてくれました。


そして、こちらは色白の 「 ピックー 」 です。

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先に紹介した、トカチのと ローラの間にできた子供で、
2002年 6月 24日 に ここおびひろ動物園で生まれました。


ヤギの家畜化の歴史は古く、
紀元前6000年とも、7000年ともいわれていて、
また、一般的に 私たちが 『 ヤギ 』 と言葉にするものは
家畜であることが多いので、
それだけ 家畜としても なじみが深い動物 ということなんだと思います。


ですが、どんな家畜も 元々は野生動物。
動物学的にいうと ヤギは、、
偶蹄目 ウシ科 ヤギ亜科 に属し、
その中でもさらに、ヤギ類、シャモア類、サイガ類、ジャコウウシ類・・
などがあり、ヤギとひと口で言っても 様々なヤギがいます。

ちなみに、ニホンカモシカも、
分類すると、ヤギ亜科 シャモア類 ニホンカモシカ になり、
名前の中に「シカ」と入っていますが、シカより、ヤギに近い動物なんです。


一般的な、ヤギ亜科の特徴は、頑丈な体で、けわしい地形に生息して、
群れで生活をする動物です。

そして、その特性は 家畜種となったピグミーヤギでも見ることができます。

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この高さは、たいした高さではないのですが、
ヤギたちは高いところでも 全く気にしないで歩くんです。

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ピックーだってこの通り。

ヤギたちは 「 高いところが平気 」 というよりは、

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「 高いところがすき 」 な、ようです。


なんで、、

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そんな、、

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ところへ・・


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と、ついつい言いたくなります。


板の上を歩くときも この細さを全く気にするようすはなく、
ここの一番高いところへ登るときは、助走がつけられないのに、
ヤギたちにとっては苦もなく登れる高さのようです。


まず、原始的なヤギは、けわしい山岳部を生息圏として暮らしていて、
進化の過程で 平地を生息圏とする、ヒツジ型の 仲間たちが生まれ、
そして、それぞれが その地に適応するように進化してきたようです。


今は 家畜としての意味合いがとても強くなった ヤギの仲間たちですが、
私たちがとても暮らしていけないような場所でも、しっかりと生きていける。
そんな ヤギたちだったからこそ、
ここまで家畜としても重宝されてきたんだと思います。

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