200862(月)

ラクダの 毛がわり


ラクダの 毛がわり

『 ラクダ 』 というと 「 暑い砂漠に住む動物 」
というイメージが強いですが、
「 砂漠 」 の日中はとても暑い反面、
夜になると、急激に冷えて、とても寒くなります。

そんな 砂漠に住む フタコブラクダ は、「 寒さ 」 に対抗するため
寒さの厳しい時期の前には 「 冬毛 」 が生えて、

そして、寒さが和らいでくると冬毛が抜け始まります。


「 フタコブラクダ 」 は、そんな動物なので、
寒さの厳しい おびひろ動物園で暮らす 「 ボス 」 も、
春になると冬毛が抜け始めます。

今年、毛がわりの きざしが見え始めたのは、4月の中旬でした・・・

4月 16日。

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おなかの下あたりに、少し抜けた毛がぶら下がっています。

ですが、それ以上に、

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顔に生えている 冬毛がもう抜けていました。

フタコブラクダは、寒さに対抗するために、顔にも
そして、足の先まで、冬毛を生やすんです。


5月 2日。
おしりの周りの冬毛は、ほとんど抜けました。

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5月 10日。
ちょっと横から見るくらいだと まだまだ冬仕様です。

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5月 14日。
顔だけすっきりしてきました。
 なんだか バランスが悪いです。

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5月 17日。
冬毛が 抜けたところと、残っているところがはっきり分かれてきました。

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どこから先に 冬毛が落ちていくか、
その時間的な差が よくわかります。



5月 23日。
見た目が・・

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ボロボロです・・・。


ちなみに 反対側は、

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もっと、ボロボロ。

早く 全部抜けておくれ~~~~~



5月 27日
だいぶんスッキリしてきました。

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あと少しです。



6月 2日。
「明るさ」をいじったので ちょっと変な色になってしまいましたが、、
今日の 「 ボス 」 です。

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コブの下に残っている以外は、ほとんど冬毛は残っていません。

これを見ると 夏バージョンの フタコブラクダの姿が
イメージできるのではないでしょうか。

最初の 冬毛の写真と比べると、
まるで 違う動物のようにも見えませんか??


フタコブラクダの冬毛は、とても保温力が高く
最近はあまり見かけませんが
「 ラクダのモモヒキ 」 は、
本当に ラクダの毛から作られていたそうです。

実際に、毎日のように 地面に落ちている冬毛を集めていると、
じんわり と手が温かくなって、、
そして、最後には持っている手が 暑くなってきます。


そんな とても凄い機能を持つ フタコブラクダの冬毛ですが、、

ラクダ1頭からでも たくさんの毛が抜けるため、
掃除の時に毛を集めるのが けっこう大変なんです・・

なので、、スッキリと 早く夏仕様になってほしいなぁ と
毎日のように願っています・・。


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