2008128(月)

新獣舎の影で。


新獣舎の影で。

 仕事に追われ、写真も撮れずにもう冬の動物園が終わってしまいました、、、
 でも、「1」の方にいい写真があるので、楽しい冬の動物園の様子はお隣で楽しんでください。

 というわけで、話は変わって、「2」の方では、動物園の楽しくない部分のお話を少ししたいと思います。


 おびひろ動物園では現在「チンパンジー」と「マンドリル」「リスザル」の3種類のサルたちを飼育することになる「新サル舎」を建設中です。

 新サル舎を建設中の場所は以前までリスザル舎のあったところです。そのためリスザル舎は取り壊され、リスザルは皆さんの目には見えないところへ行ってしまいました。


 「皆さんの目には見えないところ」とはいっても、天国へ行ったり、よその動物園へ行ってしまったりした訳ではありません。

 今は場所を変えて、おびひろ動物園内にある「総合動物舎」という建物の中にいます。

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 左が、建設中の「新サル舎」で、右側が「総合動物舎」の写真です。


 去年まではペリカンや、オシドリたちも外ではプールが凍って泳げなくなってしまうのでこの建物の中で飼育していました。
 でも、今年は「傷ついたトビ」「保護されたオオタカの幼鳥」、そして「リスザル」がこの中にいます。

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 左が、ケガをしたトビで、右側がオオタカの幼鳥です。


 「総合動物舎」は調子の悪くなった動物を一時的に飼育したり、保護されてきた動物を飼育したりなど、名前の通り色々な動物を飼育管理しています。

 動物園にはこのように「バックヤード」と呼ばれる展示を目的としない、動物を飼育するためだけの獣舎も必要で、新獣舎建設のために獣舎を取り壊さなくてはならなかったリスザルも、今は元気に総合動物舎で暮らしています。

            
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