200885(火)

リスとマツボックリ


リスとマツボックリ

いつものように飼育作業をしに、ミニチュアホースのほうへ向かっていると、
上から何かがボトッと落ちてきました。

よく見ると、マツボックリではありませんか!

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その上を見ると、野リスがこっちを見ていて、「それ、ぼくの!」
と言っているようでした。



ここで、思いついちゃいました!
野リスが食べるということは、飼育しているリスたちも食べるのでは?

さっそく高枝バサミを持ってきて、木になっているマツボックリをちょっきん。

まず
仔リスのところへ

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反応なし。またあとで見にこよう。


次に
どんぐりのいえにいるリスのところへ
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おっと、いきなり食いついた!
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やった、やった!
リスが警戒してるから、またあとで見にこよう。



そして夕方。

どんぐりのいえにいるリスのほうは食べたあとが。

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おお、よかった~!


さて、仔リスのほうへ・・・

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お~!ナイスタイミング!

下にはすでに食べつくしたものも。
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調べると、今回あげた松の種類は、リスのように冬のための貯食行動をする動物によって、種を分散して、芽を出すものだそうです。

今回は、野リスから学ばせていただきました!

野生動物の生活は、やはり参考になるなと思った出来事でした。


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