2011525(水)

マーモット・・・マルモット・・・・・モルモット・・・?


マーモット・・・マルモット・・・・・モルモット・・・?

本日は団体授業で、モルモットのだっこのお手伝いをしました。

そこで、保護者の方に質問されました。


「マーモットってこれの仲間ですか?」




「(マーモット・・・?)あ!それはサルの仲間ですね!


ん・・・・なんかちがうぞっ!?」



そう、私の頭の中に浮かんだものは、「マーモセット」。


結局マーモットが浮かばずにお答えすることができませんでした・・・勉強不足(反省)。



で、そのマーモットはこちら外部リンク


同じネズミ目でありながら、まったく別の動物です。
マーモットはリス科で、モルモットはテンジクネズミ科。



じゃあなぜそんなに名前が似てるのか?


答えは簡単。

間違えたらしいです。





なんでもテンジクネズミのことを英訳する際に、
Marmotにしてしまい、モルモットとカタカナで表記したようです。



ちなみに・・・

英名の「ギニアピッグ」も間違いです。

ギニアのブタではありません。
南アメリカのギアナというところで生息していて、食用として利用されていて、ギアナのブタと呼んでいたら、

イギリス人が間違ってギニア(アフリカ)のブタとされてしまったようです。



さらに・・・

天竺、つまりインドにはいません。
南米産です。

和名統一のときに遠い国からやってきた、という意味をこめてテンジクネズミになったそうです。



こう調べてみると、
モルモットって3個も間違った名前がついていて、かわいそうですね。。。


お答えできなかった方には申し訳ありませんでしたが、
勉強になりました。
ありがとうございます。


飼育展示係が動物園のあれこれをお届けします
現在8ブログが参加中





 コメント 
このブログはコメントを受け付けていません



戻る