2011629(水)

感!!5・5・5・・・!!


感!!5・5・5・・・!!

こちらはうれしいニュースです♪



なんと!
エゾモモンガが産まれました~!!




さかのぼること5月17日・・・



いつもノートにモモンガを見た個体数を記録しています。
2、2、2・・・と続くはずが、

休み明けにノートを見ると
休みの間に1、1・・・と続いており、

私の頭の中を嫌な予感がよぎりました。


嫌な予感をもちつつ、
巣箱に手をつっこんでみました。




すると乾草などの巣材の中に、
ふわ~っとしたものがいます。
動きません。




嫌な予感のときにはこんな感じです。









死んでる~(泣)
そう思いながらガッツリと巣材を出すと、

死んでしまったはずのモモンガと目が合いました。


















え?









生きてる?











そう思った瞬間に巣箱から飛び出てきました。









ふと巣箱に目をやると、


ピンクのかたまり2つ、うにょうにょしています。












なんじゃこりゃ~~~!!!!!











それからもう私の頭の中はパニック。





え?あれが噂の子供か?(◎~◎)
本で見たけどあんな感じなのか?















てか
巣材ガッツリ出しちゃったぞ!?(◎□◎;)

めちゃくちゃ子育ての邪魔したぞ!?



やばいんじゃない!?














ていうか妊娠気付かなかった~飼育係失格だ(◎△◎;)








じぃ~じさんにもこの嬉しさと不安とパニックぶりを伝え、
静かに様子を見守ることに。








モモンガは巣の中で子育てをするため、
今回は巣から出てくるまでいじらずにそっとしておくことにしました。

6月20日ごろに巣から出てくるとのこと。








もうそこからは不安の毎日。


大丈夫かな・・・生きてるかな・・・




お母ちゃんが外に出てエサ食べてるな・・・
よし、巣にかえったぞ。





私は聞けなかったけど、
バイトさんが巣の中からぴーだかキューだか
鳴き声らしいものが聞こえたとの報告も。





決戦の20日。





私は休日だけど、それを利用してモモンガにはりついて見ていました。


ママとパパの巣の出入りがいつもより激しく、

出たり入ったりを2人で繰り返しています。



そんなのが続いたあと・・・



ピョコ。
画像
なんかちっこいのが出てきた~!



その時横にいたお客さんと
絶対そうですよね!とか話しながら。



感動で、もう泣く寸前でした。
数年前から涙腺がゆるくなって困っています。
お客さんがいなかったら号泣していたと思います(^^;



そのお客さんがまた、モモンガのファンらしく、
アドレスにモモンガのアイヌ語を使っているとか。

いいなそれ~!私もパクるかな~!
なんてひっそりとたくらんでいました。



そう、なぜそんなアドレスの話になったかというと、

エゾモモンガはアイヌ語で
「子守の神」あるいは「子守唄の神」と言われています。

子供をくわえて移動している姿を見られていただの、
鳴き声が子守唄みたいだの、諸説あるようです。





そんなこんなで無事に育っていることを確認できたので、
数日後
個体識別のためのマイクロチップを挿入することに。

まだ噛むことを覚えていないこの時期に!


そのため、巣を開けてのぞくと・・・
















なに~!?


3匹いるんですけど~!?

画像
※奥に2頭います



ビックリしつつも挿入。
画像



モモンガベビーも挿入後は何があったのかわからずに茫然としています。

画像



にしてもめんこい♪




これからはノートに5、5、5・・・と。


産まれてきてくれてありがとう!


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