2009109(金)

WAR 軍用鳩 ~マリー編~


WAR 軍用鳩 ~マリー編~

おびひろ動物園には
鑑賞用に改良された“鳩”
クジャクバトがいます

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鳩は平和の象徴のように

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または愛玩用として飼育されていますが



戦争中
鳩の能力“帰巣本能”が
彼ら「軍用鳩」として
“託された文書の一通”が

多くの兵士たちを救うことがありました

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彼ら(軍用鳩)の命とひきかえに!

あの羽ばたき
あの目の輝き
多くの兵士の命を背負って
一筋の光に向かって・・・

鳩の温もりを知る
当時の兵士たちでなければ
という気持ちを感じますが

伝えたいと感じています


『戦場に行った動物たち』
きっと帰ってくるよね

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WAR ANIMAL

ワールドフォトプレス 参考より

まず
表紙の裏を開くと
このような文章が
目に飛び込んできました

~ 一緒に帰りたかった ~
イギリス軍の伝書鳩、
マリーは
大事な文書を脚につけて
第二次大戦の空を飛び続けました

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ある日、司令部に戻ったマリーの胸は
ざっくりと裂けて骨が見えていました
あるときは片翼を失い
小さな体に3発の銃弾が残っていました
胸の傷は、鳩を阻止するために
敵軍が放ったタカに襲われたもの
失われた翼は、銃で撃ち落されたのです
マリーは
どんなときも、前だけをみつめ
羽ばたきをやめません

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大事な手紙を届けるために
戦争の陰に、語られることのないまま
消えていった動物たちがいます
彼らは帰ってきませんでした

あの羽ばたき、目の輝きを
覚えているのは一緒に戦った兵士と残された写真だけです

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鳩 
 第二次世界大戦では、約20万羽の伝書鳩が作戦の成否をかけた書信を運び、何万もの兵士の命を救いました。どんなに遠くから放しても必ず鳩舎に戻る彼らの“帰巣本能”を利用して、重要文書を託し、司令部へと飛ばしたのです。


自分の命と
ひきかえに

兵士たちの命を
救ったのです

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