2008年7月15日(火)
第29話 麦藁帽子~「母さん 僕のあの帽子・・
どうぶつ「観察日記」_6×202

今日 麦藁帽子の落し物が あったようです
館内に 放送されました
落とし主 見つかったのかな?
映画 「人間の証明」1977年 森村誠一原作 主演 松田優作
「母さん僕のあの帽子どうしたでしょうね、
母さんあれは好きな帽子でしたよ、
僕はあの時ずいぶんくやしかった
だけど
いきなり風が吹いてきたもんだから・・・
いきなり風が・・
さて この話の展開 と カナダガンひな成長記録
どう結びつけるか
それが 今日のテーマです!
そして 突然ですが 「カナダガン成長記録」
最終話になります 今まで観てくれてありがとうございます
6月15日 ガンカモ池に 移動 純が坂から落ちて!
正吉 蛍 心配そうに 純を 見ています!
そして 父母は 後ろからハクチョウが 来ないか
懸命に威嚇してます
余談ですが 本当は 純 ひとりでは だめで(自力)
私が 純のおしりを ”ポン”後押ししました
脚も気になりましたから
そして 脚の悪いカナダガンと アヒル(比呂)が門番をしています
その奥に 一足早く がちょうのおばあちゃんがいます
ここ(奥)で しばらく 飼育してました
今は ハクチョウがここにいます (奥)
そしてガンカモ池にはカナダガンたち(池)
がちょうのおばあちゃん かなり泳げるようになりました
以前は オシドリ舎 中プールで沈没してました
カナダガンが 群れで泳いでいます (全9羽) ちなみに昨年は全6羽
もちろん ひなたちもいます左後ろ側に!
ひなたち もう ちいさな大人です!
さてさて
カナダガンひな成長記録 もう少し 続けようと 思いましたが
今日お話しする内容 最初から 最終回と 決めていました
実は 昨年 この カナダガンの番(父母)
ガンカモ池で 1羽 ひな 生まれました
それはそれは 可愛かったですよ 親の近くに黄色いひなが!
生まれて 確認して 僅か1時間~ カラスが 口に くわえて
持っていきました・・ その時 カナダガン母 いつまでも
ひなを 探していました いつまでも・・・
そして 今年 リベンジです
そして 今年 やっと 母親になりました
昨年のひなの事を思うと 西條八十の詩集 「麦藁帽子」を思い出します。
麦藁帽子~西條八十
母さん、ぼくのあの帽子どうしたでせうね?
ええ、夏碓氷から霧積へいくみちで、渓谷へ落としたあの麦藁帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
ぼくはあのときずいぶんくやしかった。
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
母さん、あのとき向こふから若い薬売りが来ましたっけね。
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとしてずいぶん骨折ってくれましたっけね。
だけどたうたうだめだった。
なにしろ深い谷で、それに草が背丈ぐらい伸びていたんですもの。
母さん、ほんとうにあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍らで咲いていた車百合の花は、
もう枯れちゃったでせうね。
そして、秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかもしれませんよ。
母さん、そしてきっといまごろは
今晩あたりは、あの谷間に、静かに霧が降りつもっているでせう。
昔、つやつや光ったあの伊太利麦の帽子と
その裏にぼくが書いたY・Sといふ頭文字を埋めるやうに、
静かに寂しく。

館内に 放送されました
落とし主 見つかったのかな?
映画 「人間の証明」1977年 森村誠一原作 主演 松田優作
「母さん僕のあの帽子どうしたでしょうね、
母さんあれは好きな帽子でしたよ、
僕はあの時ずいぶんくやしかった
だけど
いきなり風が吹いてきたもんだから・・・
いきなり風が・・
さて この話の展開 と カナダガンひな成長記録
どう結びつけるか
それが 今日のテーマです!
そして 突然ですが 「カナダガン成長記録」
最終話になります 今まで観てくれてありがとうございます

正吉 蛍 心配そうに 純を 見ています!
そして 父母は 後ろからハクチョウが 来ないか
懸命に威嚇してます
余談ですが 本当は 純 ひとりでは だめで(自力)
私が 純のおしりを ”ポン”後押ししました
脚も気になりましたから

その奥に 一足早く がちょうのおばあちゃんがいます
ここ(奥)で しばらく 飼育してました
今は ハクチョウがここにいます (奥)
そしてガンカモ池にはカナダガンたち(池)

以前は オシドリ舎 中プールで沈没してました

もちろん ひなたちもいます左後ろ側に!

さてさて
カナダガンひな成長記録 もう少し 続けようと 思いましたが
今日お話しする内容 最初から 最終回と 決めていました
実は 昨年 この カナダガンの番(父母)
ガンカモ池で 1羽 ひな 生まれました
それはそれは 可愛かったですよ 親の近くに黄色いひなが!
生まれて 確認して 僅か1時間~ カラスが 口に くわえて
持っていきました・・ その時 カナダガン母 いつまでも
ひなを 探していました いつまでも・・・
そして 今年 リベンジです
そして 今年 やっと 母親になりました
昨年のひなの事を思うと 西條八十の詩集 「麦藁帽子」を思い出します。
麦藁帽子~西條八十
母さん、ぼくのあの帽子どうしたでせうね?
ええ、夏碓氷から霧積へいくみちで、渓谷へ落としたあの麦藁帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
ぼくはあのときずいぶんくやしかった。
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
母さん、あのとき向こふから若い薬売りが来ましたっけね。
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとしてずいぶん骨折ってくれましたっけね。
だけどたうたうだめだった。
なにしろ深い谷で、それに草が背丈ぐらい伸びていたんですもの。
母さん、ほんとうにあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍らで咲いていた車百合の花は、
もう枯れちゃったでせうね。
そして、秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかもしれませんよ。
母さん、そしてきっといまごろは
今晩あたりは、あの谷間に、静かに霧が降りつもっているでせう。
昔、つやつや光ったあの伊太利麦の帽子と
その裏にぼくが書いたY・Sといふ頭文字を埋めるやうに、
静かに寂しく。

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