どうぶつ「観察日記」_6(202)


2009109(金)

WAR 軍用鳩 ~マリー編~


WAR 軍用鳩 ~マリー編~

おびひろ動物園には
鑑賞用に改良された“鳩”
クジャクバトがいます

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鳩は平和の象徴のように

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または愛玩用として飼育されていますが



戦争中
鳩の能力“帰巣本能”が
彼ら「軍用鳩」として
“託された文書の一通”が

多くの兵士たちを救うことがありました

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彼ら(軍用鳩)の命とひきかえに!

あの羽ばたき
あの目の輝き
多くの兵士の命を背負って
一筋の光に向かって・・・

鳩の温もりを知る
当時の兵士たちでなければ
という気持ちを感じますが

伝えたいと感じています


『戦場に行った動物たち』
きっと帰ってくるよね

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WAR ANIMAL

ワールドフォトプレス 参考より

まず
表紙の裏を開くと
このような文章が
目に飛び込んできました

~ 一緒に帰りたかった ~
イギリス軍の伝書鳩、
マリーは
大事な文書を脚につけて
第二次大戦の空を飛び続けました

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ある日、司令部に戻ったマリーの胸は
ざっくりと裂けて骨が見えていました
あるときは片翼を失い
小さな体に3発の銃弾が残っていました
胸の傷は、鳩を阻止するために
敵軍が放ったタカに襲われたもの
失われた翼は、銃で撃ち落されたのです
マリーは
どんなときも、前だけをみつめ
羽ばたきをやめません

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大事な手紙を届けるために
戦争の陰に、語られることのないまま
消えていった動物たちがいます
彼らは帰ってきませんでした

あの羽ばたき、目の輝きを
覚えているのは一緒に戦った兵士と残された写真だけです

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鳩 
 第二次世界大戦では、約20万羽の伝書鳩が作戦の成否をかけた書信を運び、何万もの兵士の命を救いました。どんなに遠くから放しても必ず鳩舎に戻る彼らの“帰巣本能”を利用して、重要文書を託し、司令部へと飛ばしたのです。


自分の命と
ひきかえに

兵士たちの命を
救ったのです

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この記事のURL2009-10-09 23:18:20

200995(土)

マリーゴールド


マリーゴールド

9月5日おびひろ動物園 くもり

前略、帯広市
昨夜はカミナリが鳴り響き
早朝には、雨の音で目が覚めた次第です。

おびひろ動物園『8月企画展』
誠にありがとうございました
完結編は 今後ブログにて連載します。
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さて、時は秋を迎えようとしています。

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次なる動き(アクション)を始動しなくてはと、
日に日に募って参りました。

今日は久しぶりにカメラを持ちました。
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そして、雨のフッタアト
花はとても美しく
特に秋の花は
切なさと品性を
感じさせてくれます。

今日はおびひろ動物園内の花(花壇)を
毎日育てている、おばさんと少し
お話する機会がありました

マリーゴールドは、今年の2月 種から育てて
やっと夏から秋にかけて咲くようです。

育てる期間が長く、手塩にかけて、やっと
きれいな花が咲くのですね。

花もやがて、枯れる時季が来ます。
マリーゴールドは一年草です。

私は柄にもなく、この花と人の一生の儚さを
合せながら、おばさんの話を聞いていまた。
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2月から大事に育ててきたマリーゴールドの話を
聞いた後に、この花を見ると妙な感覚が生まれ、
写真を撮って見ました。 

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この記事のURL2009-09-05 14:48:29

2009810(月)

8月企画展「戦争で消えたどうぶつ」只今、行っています。こども会館にて!


8月企画展“戦争で消えたどうぶつ”を只今展示しています

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こども会館にて8月1日から8月31日まで展示しています。
おびひろ動物園にお越しの際は、少しの時間をこども会館にください。
ちょっと、わかりにくい文章ですね。

『ぜひ、お寄りくださいね。』


(内容)第二次世界大戦末期のどうぶつ物語
三部構成です。

一部、「上野動物園」では空襲に備えて危険性のある動物を
あらかじめ殺しておくという命令が軍部から出ました!

当時、どのような方法で“どうぶつたち”が殺されたかをまとめてみました。

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参考文書 「動物園の昭和史」秋山正美著

死を迎える“どうぶつ”に光を届ける想いでまとめました。
カベ新聞形式に昭和18年8月、何が起こったのかを文章にしました。
伝えたい事は、
例えば、ゾウの花子が亡くなった日、同じ日にヒョウの赤ちゃんも亡くなっています。
当時の惨劇は部分的にしか、伝えられていないのでは?
事実は、そんな単純なものではなくて生々しい出来事です。
亡くなったどうぶつたちが
当時たくさんの人々に愛されていたことを
忘れないでほしい!




二部、戦時中に犬や猫も犠牲になりました。


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参考文章は「犬やねこが消えた」
戦争で命をうばわれた動物たちの物語より 井上こみち著

あなたは、犬や猫を飼っていませんか?

急に引き離されてしまったら!

本当にあった飼い犬や飼い猫のお話です。



三部、戦場にどうぶつたちの命が消えていったことを忘れないでほしいです。
例えば、軍馬、軍犬、軍鳩などがよく知られています。

(もの言わぬ彼ら)

彼らは、本来の生き方と全く関係ない仕事に就かされ、
その運命を人間の都合に委ねるしかないのです。
そして、別れはいつも突然やってきます。

そして最後の文章は、
ちょっとだけ自分の感情を込めました。

テーマは“救いの手”です。(ブログ風にまとめました)

タイトルは 「WAR DOG~彼らの帰る場所」です。

(内容)アメリカ軍のハンドラー(軍犬の指導兵)と軍隊生まれの軍犬の物語です。

キーワードは“サープラス”(備品)と《居場所》です。


8月15日、終戦の日をむかえますね。
どうか、戦時中に亡くなった“どうぶつたち”の事も忘れないでください。

追伸、文字の間違いがあることをお許しください。
   数日後に、訂正します。

○ 少しだけ予告編 ○

昭和10年、ワンリー(花子)は神戸港に着く。
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ランプールと共に。
ワンリーは上野動物園に
ランプールは天王寺動物園に

それから8年後、

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写真はワンリー、
日本名「花子」

昭和18年夏
上野動物園
ここから、はじめます。(一部)





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犬のクロの話(二部)
昭和19年秋


メリとクロの出会い
メリは二匹の子を死産したばかり、クロは拾われた子犬。
メリは子犬のクロを母親のように抱え込む。
クロはメリを母親のように慕っている。
メリはクロの世話をするうちに、元気を取り戻す。
・・・・が、メリはえさを食べなくなり亡くなりました。

やがて、・・・クロにも死が忍び寄ります。
供出命令が通達されます。
つまり、お国のために殺されるのです。
理由は、犬・猫の毛皮を兵隊さんの軍服のために利用するためなどです。

供出の日

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「さあ、クロ、お食べ・・・」


・ ・・母が警察に連れて行く・・・
その夜、母はしみじみといいました。
「クロというたらアホなんよ。道の角ごとや電柱に、
まめにおしっこひっかけて。
 もう、そんなんせんでもええのに。
 ようあんだけ、おしっこあるな。」

翌年、昭和20年八月。
戦争は終わりました。


秋になったある日。

麦飯ながら、形の整ったのり巻が食卓にならんでいます。

なにげなく聞く父
「おっ、えらいご馳走やな」

母は・・・
「今日はクロの一周忌だすがな」

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この記事のURL2009-08-10 10:29:01

2009720(月)

今日はサル山に氷を1時30分に入れます(海の日)


今日はサル山に氷を1時30分に入れます(海の日)

2日間雨模様でしたが、
今日は晴れてよかったです。

昨年8月8日に撮った写真です

今年生まれたサルの赤ちゃんは
今日初めて氷を見るんですよ

今日1時30分予定です

興味のある方はご覧下さい!

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コザルは“だいご”

1年経って大きくなりましたよ

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ひと時の、涼の空間を

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ことしのコザルたち
日ごとに成長していきます


この記事のURL2009-07-20 07:17:27

2009717(金)

サル山 赤ちゃん


サル山 赤ちゃん

6月6日の写真(5月21日生まれです)

3頭の赤ちゃんが生まれました


母親の乳を飲み、すくすくと大きく成長しています

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この子は6月2日生まれです

生後4日目の写真です

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この子も6月2日生まれです

生後5日目の写真です


この記事のURL2009-07-17 13:44:59

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飼育展示係6
しばらく心の引き出しをたくさん作ります
こうご期待ください!

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