どうぶつ「観察日記」_6(202)

(ウミネコ)
夏草や　兵どもが　夢の跡
芭蕉


(サル山に氷)



サル山に夏が訪れました
暑い夏を　たくましく　乗り越える
力強さを　見せてくれます



小猿も　元気に成長しました



クルクルお母さん
キッチお姉ちゃん
そして・・・
クルクル赤ちゃん
キッチお姉ちゃんに
抱っこ(KissHugu)


こちら
池ザルお母さん
若い新米母さんです

いつの間にか　母親の顔に


サル山に　熱風

閑かさや　岩にしみいる　蝉の声
　　　　　　　　　　　　　　芭蕉

どうぶつたちも
暑さに耐え抜くたくましさを
動物園は見せてくれます


暑さを
耐えしのぐ
時期です


8月

夏の雲が作る
入道雲

ユニホームが泥だらけの
高校球児

海には
潮騒の風が



オシドリ舎


日陰で　暑さを　耐えしのぐ





そして　この時期
一足早く　北海道　大雪山では
赤蜻蛉が・・・


紅葉が・・・
　　

もう　秋が　すぐ
そこまできています。

おびひろ動物園


くちびる　さむし　あきのかぜ

すぐです
そこまで　訪れています

太陽に
向かって
花咲く
向日葵の動物園

萱草(かんぞう)の　　一輪咲きぬ　　草の中
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夏目漱石
たった一輪ではあるが、生い茂った草の中で
カンゾウの花が鮮やかな存在感を示している。
(漱石は正岡子規との親交から句作をはじめた。)

カンゾウの花・・・晩夏




虹描いて　　去りゆく　　雨師(うし)に雷きげん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　緒方句狂
雨師は、雨の神。夕立が上がり、虹がかかっている。
その中で未だ時々鳴っている雷の鳴りようを、
ご機嫌だといっているのである。



動物園に通り雨







すれ違う
　少年に
　　幼き自分を重ねて




大切なもの
　いつだって　
　　　目の前に転がっているよ
　　　　踏んづけないように
　　　　　歩いていこうね♪





幸せすぎて
大切なものが
わかりずらくなった今だから

そういう時は

原点に返ろうよ!


ゾウもホッキョクグマもハトも人間も
同じ　いのち　だから

「動物園に通り雨」

2008.12.31
いままで　blog　見てくれて　
ほんとに　どうもありがとう

よいお年をお迎えください

また来年お会いしましょう


　　　　　　　　　　　　　　　　　飼育展示係6

6月15日　おびひろ動物園
新サル舎　オープンの日
ニホンザル誕生の日でもある

そして・・・カナダガンひな
旅立ちの日でもあった


雁のひなたち　
すくすく育ち
自立の時が
やってきました
(冬獣舎からガンカモ池へ)


もう大丈夫!





はじめて　
ハクチョウの姿を見る



ハクチョウも興奮


どこへ行くの?



旅立ち




青い空　白い雲


緑がまぶしい
季節が動物園に
やってきました

おびひろ動物園のシンボル
観覧車
空に青
生命力を感じさせます



新サル舎　オープン3日前
(中央部)
緑の木々、そして日高山脈が青く



チンパンジー　新サル舎




ちびっこふぁーむ



ピグミーヤギオス舎




キリン舎






ジャングルマウス(ジェットコースター)
の跡地

希望の種をまこう!




真っ赤な花

その向こうにキリンの首より

観覧車よりもっと上には

真っ青な空が・・・

対照的な色彩を動物園は見せてくれる

どうぶつえん
炎(ほむら)だつなり
空の色

暦では　

初夏

しかし
北国帯広市では
まだ初夏を感じさせない
季節の変わり目である




日が長くなり
夕暮れ時
子供たちの遊ぶ声が
聞こえてくる






動物園では
ぺたぺたと
走る雁の成長が
未来を描かせてくれる





木々に
さわやかな風が
吹き渡る　初夏
ふと見上げると
木々の緑

色彩豊かな花　花　花

”夏の到来を　　待つ”

カナダガンひな成長記録編
(別名　のび太の恐竜編)