どうぶつ「観察日記」_6(202)


2008516(金)

ガチョウのおばあちゃん


ガチョウのおばあちゃん

第2話 「愛鳥週間突入Ⅱ」

 ガチョウと私

前略 「ガチョウのおばあちゃん」

お元気ですか!

おばあちゃんとは昨年からのお付き合いですね。

いろいろありましたね。

去年の今頃・・・
ガンカモ池に移動した直後!
”ハクチョウ”に襲われて池の中に姿が消えいった瞬間を
今でもハッキリ憶えています。

あの時は、”ビックリ”しました。

気がつけば、私は夢中で池の中に助けに行きました。

お陰でお互いビショビショでしたね!

それからの仲ですね。

その後は、1羽だけ隔離してガンカモ池の奥にひっそり展示しました。
アヒルはいつも近くにいましたね。

それから10月までは・・・
私がエサを与える時は、逃げ回っていましたね。

もともと足が悪かったのですが、毎日坂道を登り始めるのが日課になりましたね。

でも登ることは出来ても、下りる事は出来ませんでしたね。

毎日、元の場所(坂道の下)に抱えて下山しましたね。

毎日登っては、抱えて下山する・・・登っては、抱えて下山するの繰り返し・・・来る日も来る日も続きました。

10月中旬ですか。急に”おばあちゃん”の方からこちらを見つけては立派な足腰で泣き声をあげて、こちらに近づきはじめましたね。

見えない壁を乗り越えた瞬間でした!

今年も坂道を登る予定ですからね!

一緒にがんばろう!!

「ガチョウのおばあちゃん」   完

このつづきは、またの機会に!

「ガチョウのおばあちゃんⅡ」でお話します。

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今はカナダガンのヒナと一緒の獣舎にいます。
カラスからヒナを守ってくれ!
たのむぞ!


 担当動物紹介 2


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昨年 秋 11月19日の写真

カナダガン

今現在 ♂2点 ♀4点  ひな3点  合計9点います。

・ガンカモ池に3点(つがい♂1・♀1)と♀1の 3点と
・冬用飼育獣舎(植村直己記念館前 )に(つがい♂1・♀1・ひな3)と足の悪い♀1の6点とガチョウ1点がいます。

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かつては北米の繁殖地へのキツネの人為的増殖により壊滅的打撃をうけ、個体数が激減した事もあります。

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カナダガンのひなたちは、よく草をたべています。
たとえばたんぽぽやみつばなど

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食欲旺盛です。
鳥類は成長が早いですよ!

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はじめて巣からはなれて、外にでました。
数分ですけど。

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5月13日 水泳ぎを披露してくれました。

ひなを観て思ったことは、どんな動物でももちろん人間もこんなかわいい!赤ちゃんの時代があった事をつい忘れてしまっているなあと気づきました。

ガチョウのおばあちゃんがひなのときは・・・・

もちろんかわいかったでしょうね。

愛鳥週間は今日で終わりました。
でも私は毎日が愛鳥週間です。

 次回「クジャクバト」登場!

 またまた”ひな”がでますよ。

 次回もよろしくおねがいします。


この記事のURL2008-05-16 20:39:54

2008513(火)

第1話 愛鳥週間 突入!(5月10日~5月16日)


第1話 愛鳥週間 突入!(5月10日~5月16日)

「はじめまして。」
今日からブログに登場する「飼育展示係6」です。

私は「どうぶつえん」に配属されて2年目をむかえました。

事務所のデスクは「ブラック」のとなりです。

後ろを振り返ると「イエローさん」が・・・・
彼の担当するカバの「ダイ」と同じような顔でこちらをうかがっています。

飼育レンジャーはみんな色がありますよね!
私は「グリーン」という事で・・・・・
「グリーン」と言えば「緑色」
「緑色」言えば「野菜」
「野菜」といえば「こまつな」
「こまつな」で思い浮かぶ事は「オシドリの大好物!」

そうです私の担当動物に「オシドリ」がいます

すみません お話を(配属2年目に)もどします。
なぜ私が登場したのか?

それは私の担当動物が
「ベビーラッシュ」を迎えているからです!!!
観察日記形式で伝えたいと思いました。
今は「クジャクバト」などが「ひな」を育てています。
こちらの話題が多くなると思います。

「ひな」たちの話題の後は「ニホンザル」と「オシドリ」です。
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「ニホンザル」は今現在、妊娠している個体がいます。

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「オシドリ」は抱卵の最中です。

 その話は、またの機会に!

 さて、記念すべき第1話は 「愛鳥週間突入!」です。

愛鳥週間
5月10日~5月16日
野鳥愛護のために
設けられた1週間である。
愛鳥週間の本来の目的は、繁殖期に入った野鳥に対して障害とならないように配慮し、野鳥とそれを取り巻く環境について
   再確認するものです。


担当動物紹介 1

オシドリのオス(♂)
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冬2008・ 2月6日
愛嬌(あいきょう)のある顔
鮮やかな羽
 カモ類のオスの多くは華やかな色彩の羽色を誇っています。
その中でもオシドリのオスは色彩も形も際立って美しいです。
 日本でも古くから絵に描かれています。

 次回 愛鳥週間突入Ⅱ

5月12日の写真
ガチョウの“おばあちゃん”は今も元気です!
長生きしてね!
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 「ガチョウ」と「カナダガン」登場!
 乞うご期待ください!


この記事のURL2008-05-13 13:58:27

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飼育展示係6
しばらく心の引き出しをたくさん作ります
こうご期待ください!

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